DIARY
2007年12月31日
昨日の救急当番の日で今年の診療が終わりました。インフルエンザや感染性胃腸炎が流行っている上、私も風邪気味で体調が悪く、大変な事になるかと恐れていたのですが、予想した程ではなくやれやれでした。診察が終わった後、家族で近くのレストランに行き、飲んだ梅酒とワインはおいしかったです。来年も"来られた患者さんはすべて治す"意気込みでがんばりたいと思っていますのでよろしくお願い致します。来年の診察始めは1月7日(月)です。
2007年11月29日
急に寒くなり、風邪の方が増えています。しかし、インフルエンザはまだ当院では確認されていません。予防注射は受け付けていますので、まだの方はお早めに。
今年は12月30日(日)が休日診療当番にあたっています。28日は開いていますが午前診のみです。少し不定期ですのでお間違いのないようお願いします。詳しくは診察時間と曜日を御参照ください。
2007年11月27日
当院でも重宝して使っている自動血球計数CRP測定装置のメーカーである堀場製作所では毎年手のかかったカレンダーを作っています。診察室にかけていますのでご覧になった方もいらっしゃると思います。堀場のサイトで販売もされています。私もさっそく2部注文しました。2008年のカレンダーはタイトル「Undersea Gardens」サンゴがテーマです
ホリバカレンダー2008
2007年11月25日
昨日は知人を案内して、干し柿の里-松里(まっさと)を訪ねました。ごく近くなのにちゃんと見たことがなかったのですが、秋空の中たくさんの柿が干してある様子は見事なものでした。道脇を流れる水路の水は澄み、古い民家も多く、なかなか風情ある所です。子どもが家の前の路上で売っていたキウイの味が忘れられず、今日はカメラも持って、キウイゲットのため再度訪れた訳です。松里の干し柿を見るには、恵林寺後ろの駐車場に車を置き、北に向かって散策して行くのが良いこともわかりました。
松里の古い家
松里の干し柿
松里の干し柿
2007年10月30日
K女史が絵を持ってきてくれました。クラゲを描いた「浮遊」です。すごい迫力です。しばらく待合室に飾っておきますので、ご覧になってください。
クラゲの絵
クラゲの絵
2007年10月18日
富士吉田や石和で、もうインフルエンザが発生したとの情報があります。しばらく遅い時期の流行が続きましたが、今年は早いかもしれません。早い時期のワクチン接種をお勧めします。効果は接種後1週間から発現し、5ヵ月間続きますので、シーズンを通じて大丈夫ですが、心配な方は2回接種を考慮しても良いと思います。
2007年10月12日
開院から3年半が過ぎ、建物の塗装の色あせも目立つようになってきました。9日から塗装工事などを行うため、中庭に足場を組んでいます。駐車場に工事車両が駐車している時もあります。御迷惑おかけしますがよろしくお願い致します。
一見「葡萄の館」になっていますが、下塗りの色みたいです。
再塗装
2007年10月01日
急に秋を越えて初冬のような寒さです。昨日は地区の体育大会の卓球に参加しました。20年以上やってないので、とにかく怪我をしない事だけを目標に参加しました。幸い怪我もせず楽しくできましたが、今日は筋肉痛で身体を動かすとあちこち痛いです。結果はうちの東後屋敷地区は3位でした。私は勝てる相手には勝ったけど、せった試合では負けてしまい、ちょっと残念といったところです。試合になると息は上がるし、肝心なところでは決められないし、もう少し普段の運動と練習が必要ですね。
10月15日からインフルエンザワクチン接種を始めます。要領は昨年と同じです。詳しくはインフォーメーションをご覧ください。
2007年9月19日
一昨日近くのレストランJに行きました。味、値段、量ともに申し分のない店なのですが、欠点は換気が悪く禁煙席もないため店内がいつもタバコ臭いことです。一昨日も案内された席の隣は3人のヘビースモーカーがひっきりなしにタバコを吸っていて、いつにも増して空気が悪く、もう水も運ばれてきていたのですが、子どももいるため止むを得ずその旨を店員に告げて店を出ました。駐車場から車で出る時、店員が追いかけてきて奥の席が空きましたのでといわれたのですが、あの空気の中にまた入って食事をする気にはなれませんでした。おいしい食事を提供したいのなら、もう少しタバコの煙のことを考えて欲しいものです。だいたい店内にタバコの自動販売機が設置されているなんて論外ですよ。
医院で行っている禁煙治療ですが、今まで曜日を決めずに受け付けていましたが、なかなか十分な診察時間がとれにくいため、今後特に時間がかかる初診のみ水曜日に限定しようと思います。御協力お願い致します。
2007年9月04日
昨日から医院前の道路から水道管の破裂なのか水が出ています。今日は朝から工事中です。ちょうど医院入り口の前ですので、お気をつけください。道路に水も漏れていますので、足下も要注意です。
水道工事
2007年8月11日
山梨県医師会報を見ていて、いわゆる医療崩壊についての一文に目が止まりました。医師不足、産科の減少、病院の倒産などいわゆる医療崩壊の原因がどこにあるかについての説明です。
「1982年に医師数を抑制する閣議決定がなされ、実際に1984年から93年の間に医学部入学定員が7.7%減少した。その結果日本の医師数は欧米の平均をはるかに下回っている。数年前から始まった新臨床研修制度は最後の一突きに過ぎない。現在の深刻な医師不足は政府の政策の誤りによる人災なのである。」
山梨では甲府以外の地域では産科の撤退が続き、東山梨地域でも出産の出来る公立病院はなくなります。大月以東郡内地域の公立病院の医師数減少、診療科減少は目を覆いたくなります。これが医療崩壊の最も身近な例です。近くに病院がある、安全に産める、はもう過去の話になりつつあります。
医療費の抑制が続き、日本の医療費は先進国中最低レベルに成り果てています。実際昨年度の医療費は高齢化高度医療化の中で異例なことに横ばいでした!日本は医療に割り当てるリソースがあまりに少な過ぎるのです。医療は単なる消費ではなく雇用やサーヴィスなど付随する経済効果も期待できる領域です。医療抑制政策はもはや現状にそぐわなくなっています。今医療政策を大きく転換しない限り、日本の医療崩壊は止められないでしょう。
2007年8月02日
山梨のタクシーが10月から全面禁煙になります!全県レベルでのタクシー禁煙は、大分、長野、神奈川、静岡についで5番目だそうです。すばらしい!どうしても吸いたい客とトラブルになりそうな時は、喫煙を容認せざるを得ないとの運転手の声が新聞には紹介されていましたが、規則を守れない理不尽な客には厳しい態度で臨んでほしいものです。そう長時間乗る訳でもなし、喫煙者よそれくらい我慢できなくてどうしますか。
2007年7月28日
梅雨明けはまだ出ていませんが、昨日も今日も暑いです。裏庭のコニファーは育って鬱蒼としてきました。お約束の症例集に昨日追加をしておきましたので、ぜひご覧になってください。
コニファー
2007年7月24日
今日は1年半振りに、ずっと漢方の煎じ薬治療をしていた神奈川在住の患者さんがふらりと来院されました。良くなったのを見せに来てくれたとのこと。確かに体中に出ていた湿疹がきれいになくなっていました。初診時もかなり重症な湿疹で、漢方の煎じ薬治療もそうすんなりといった訳ではなかったのですが、こうして数年を経てすっかり治った姿を見られるのは治療者として嬉しい限りです。患者さんが初めから疑うことなくよく漢方薬を服用してくれたのが何よりの勝因だと思います。がんばって続ける方は治ります!HPへの掲載も快諾いただいたので、また症例集で詳しくご紹介したいと思います。
2007年7月19日
禁煙治療の結果を1年に1回報告することになっています。1年間のデータをまとめてみて、その結果には愕然としました。約1年間で禁煙治療をした方の総数が24名、そのうち5回の診察最後まで行けた方はたった4名。その4名のうち完全に禁煙に成功した方が3名でした。成功率が低いのではないかと感じていましたがこれほどまでとは!もっとも24名のうち5名は今も治療中ですし、5回の通院をするまでもなく禁煙できた方もいらっしゃりはします。ニコチンパッチを処方するだけではなく、当方にも工夫とノウハウが必要なようです。患者さんにいえることは、いくらパッチを使っても、強い意思なくして禁煙は成功しない事です。
2007年7月04日
はしかの流行はピークは越えたようですが、山梨市でもはしかの流行した保育園、幼稚園、小中学校の児童学童生徒に対するはしかワクチン接種の助成が決まりました。ただし、内容を見ると、はしかの子供が3人以上発症(そのうち2人は同一経路と考えられる)した園・学校に通う、ワクチン未接種または未感染児に金額¥3000を補助と、条件が厳しいです(該当者はかなり少ないと予想されます)。今一番問題になっている小学2年生以上の2回目のワクチンを受けていな世代は放置です。
2007年6月5日
昨日スタッフが院内の、とある場所でクワガタを見つけました。体長3cm位のコクワガタです。誰かの衣服についていたのでしょうかね。しかし、院内でクワガタが採れるとは。
クワガタ
2007年6月01日
昨日の5月31日は「世界禁煙デー」でした。世界では公共施設、レストランなどは法律で禁煙が常識の趨勢ですが、日本では健康増進法が施行され5年たっても、レストランなどではようやく分煙化が少しは進んできたかなという程度で、喫茶店などはまだ喫煙者天国(非喫煙者地獄)です。何かの都合で喫茶店に入ったものの、隣でプカーッとやられた日には、何で入ってしまったんだろうという後悔と、店と隣席の喫煙者に対する恨みで、とてつもなく嫌な気持ちになって店を出るはめになります。こういうことは個々の店に判断をまかせても、客が減るのではないか、長い間続いた習慣はなかなか止められないとか、色々な思惑がからんで、結局禁煙化は進みません。上からガツンと一斉に全面禁煙にしないとだめでしょう。喫煙者だって本当は止めたいけれど、タバコが手ごろな値段で買えて、吸う場所もあるので、つい吸ってしまうという機微もあると思います。ワクチンとか禁煙に対する取り組みとか、良いところこそどんどん米国の真似をして欲しいものなんですがね。(ブータンではたばこ販売禁止なんですね。何という根本的な解決策!)
当院でも禁煙治療を求める患者さんは増えてきています。途中で来られなくなって、ああ、失敗したかなと思っていると、何か別の事で来られた折り、たばこの事を聞くと、意外に禁煙できていて驚くこともあります。ニコチンパッチが途中で必要でなくなって来院されなかった方も結構います。やはりニコチンパッチが万能である訳ではなく、何より「タバコはやめる」という強い意思が大事ですね。
2007年5月25日
はしか(麻疹)に関する問い合わせが増えていますが、17日に潤沢と書いたMRワクチンの供給ばかりか抗体検査も危うい状況になっています。抗体検査もできずワクチンもない状態でどう医療を行えというのでしょう。この事態をワクチンに及び腰だった厚労省はいったいどう受け止めているのでしょうか。そういう訳で、現状では麻疹ワクチンの接種を希望されても、すぐに実施できる状態にありません。予約の上、ワクチンが入り次第の接種になりますが、御了承お願い申し上げます。
ついでにいうと、はしかの流行の原因は最近はしかが流行らなくなって、抗体価が下がっているからとの報道も見ますが、そもそもワクチンははしかの流行を防ぐためにしているのですから、流行の原因をそんなところに求めるのはおかしな話です。他の先進国なみにきちんと麻疹ワクチンの2回接種をしていれば、こんな事態にならなかったはずです。
2007年5月24日
一昨日は近くの小学校の2年生が5名、「町たんけん」で当院を訪れました。普段は見せる事のない、調剤室、X線室、点滴室など医院の各部屋を案内しました。それぞれから質問を受けたのですが、「注射器の数は何本ありますか?」という意外な質問や、「1日に何人患者さんが来ますか?」という、経営者でもある院長には、いたい質問もありました。小学2年生は"まだ"かわいいですね。
2007年5月21日
燕
今年もツバメの季節になりました。昨年は巣が作られず諦めたのかと思ったら、2年ぶりにまた玄関の自動ドアセンサーの上に泥を運んで巣がつくられかけていました。ツバメが巣を作るのは雨が降らず、ある程度人の姿があってへびなどがやって来ない場所だそうです。そういう意味ではツバメが来るのは嬉しいことなのですが、やはり場所が場所だけにそのままにしておく訳にもいかず、今年も撤去せざるを得ませんでした。違う場所ならそのままにして観察していたいところなのですが...
燕
2007年5月17日
はしか(麻疹)の流行が話題になっています。東京都内では休校になった大学が出てきました。山梨県内でも既に108人の発症者が報告されています。流行地は県西部ですが、今後全県に拡がる事が予想されます。
先進国に於ては制圧されている病気である麻疹が、一応先進国であるはずの日本では毎年10〜20万人もの発症者を出しているのは誠に恥ずべき事態です。米国から麻疹の輸出国として批難されたことからか、昨年から厚労省は重い腰をあげてMRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)の2回接種に切り替えました。しかし、1回しか麻疹ワクチンの接種を受けていず抗体が十分できていない人、さらに1度もワクチンを受けていず(日本のワクチン摂取率は70%くらい。米国は95%以上)、はしかに罹った事もない感受性者はかなりの割合でいますから、最近のように麻疹の流行が起こってもまったく不思議ではありません。
はしかはその恐さがピンと来ないかもしれませんが、乳幼児では重症化しやすく死亡に至ることもあり、そうでなくとも高熱が続き、肺炎と脳炎の合併症があることなどから、大変重症なウイルス感染症です。ガンマグロブリンの筋注という特赦な治療法を除いて、治療薬はありません。治療は予防につきます。1歳を過ぎてまだワクチン接種をしてない赤ちゃん、ワクチン未接種ではしかに罹ってもいない人は一刻も早く麻疹ワクチンを受けるべきです。また制度変更の狭間で1回しかワクチン接種を受けていない若年者も、できれば2回目のワクチン接種をしておくことが望ましいと考えます。1回の接種だけでは数%の人は十分な抗体価が得られないからです。
ワクチンの種類は麻疹単独ワクチンもあるのですが、流通量が限られています。MRワクチンは流通量が潤沢ですので、値段が多少割高にはなりますが、MRワクチンの接種が最も現実的な選択です。風疹のワクチンを同時に行って何ら問題はありませんし、むしろ風疹ワクチンも2回接種した方が確実だと思います。
当院でもはしかワクチン接種を行っていますので、該当者は御相談ください。直接ワクチン接種も可能ですし、まず麻疹の抗体価を調べた上で低ければ接種する方法もあります。
2007年4月20日
もう1ヵ月くらい前のことですが、当院の待合室が待ち合わせ場所に使われたという話。以下は受付事務員から聞いた話です。
見知らぬ中年の女性が入ってきて、待合室のイスに座ったまま受付の所にも来ないので、声をかけたところ。人を待っているとのこと、怪訝に思いながらも患者さんの家族なのかと思い、そのまま様子を見ていると、その女性は洗面所で歯磨きを始めた。さすがにおかしいぞと思った頃、携帯電話が鳴り、件の人物は何事もなかったように玄関から去っていったとのこと。
この人物の行動はいったい何だったのでしょうか。不思議です。しかし、常識のない人って、世の中に結構いるようです。
2007年4月12日
桃花雪山
今日大きな花が届きまして、中を見ると開院3周年祝いでした。4月8日(お釈迦様の誕生日)が当院の開院日です。3年前の開院初日には10人少しの来院患者があり、今だからいいますが翌日には何と1人だったのです!がっかりしたかというとそうでもなくて、1人来て良かったと当時はポジティブ・シィンキングしたのですが、今から見るとすごい数字ですよね。この患者さんは今も来られていますが、今も感謝の念があります。3年はひとつの区切りです。これからもより一層、患者さんに来て良かったと思っていただけるような、質の高い医療を提供できるようがんばっていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2007年4月5日
昨日は寒いと思ったら、山は雪化粧。桃の花に雪山という珍しい風景でした。今朝は霜がおりたそうで農作物に対する影響も心配です。
桃花雪山
2007年4月02日
昨日の日曜日は花見とピクニックを兼ねて近くの公園へ出かけました。桜の樹の多い公園のため、普段の閑散とした様子とはうってかわって大変な人出でした。桜は満開、一宮の桃も満開近く、今年は桜と桃の花が同居して妙な具合です。例年は桜が終わって桃の花なのです。今日は気温も異常に高く、まるで夏のようでした。後でニュースを見たら、フェーン現象で気温30度にもなっていました!
2007年3月26日
週間朝日 増刊号 漢方2007の、漢方に詳しい病院・医師ガイドにようやく坂の上クリニックも載りました。昨年まで当院は載っていなくて、いったいどういう基準で選んでいるんだ、けしからんと怒っていたんです。
2007年3月19日
暖冬の2月とは打って変わって、3月に入ってから寒い日が続いています。寒さのせいかインフルエンザがかなり流行っていましたが、今日は新規の方は1名のみでやや下火になってきたかもしれません。花粉症も寒さでスギ花粉の飛散が少ないせいか一時程ではなくなってきた感じです。風邪ウイルスの風圧に土俵際まで追いつめられていた私の状態も、今日は頭痛と寒けがなくなり、なんとか大丈夫そうです。
2007年3月15日
今日は禁煙治療の方が3名来られました。午前中に禁煙治療のため来られたものの、混んでいたため帰られた方を入れると4名になります。禁煙治療は診察に時間がかかり大変なのですが、できるだけ多くの方に禁煙して欲しいと強く願っていますので、これからも禁煙外来には力を入れていきます。
3月18日(日)からはJR東日本もほぼ全線禁煙になります。私のよく使う中央線や身延線も禁煙になって嬉しい限りです。こうなるとJR東海が未だ喫煙車を走らせているのが解せません。東海道新幹線が全面禁煙になったらどんなに良いことでしょう。
2007年3月12日
何気なく今日の予約表を見ていたら、見慣れぬ赤文字が。
満員
開院3年目にして初めて眼にする「満員」の文字でした。当院では30分枠に3人まで予約をとっていますが、実際にはその何倍かまで医院のパソコンからは予約できるようになっています。その上限に達した時に「満員」が表示されるようです(何せ初めての事なのでよくわからない)。仕事を終わって来られる方の多い17:30-18:00の枠はやはり混みあっています。他の時間に来ることができる方は、できればこの時間帯を避けてもらえると、皆ハッピーになれますので、御協力お願い申し上げます。
2007年3月04日
今日は休日救急日でした。インフルエンザばかりかと思っていましたが、蕁麻疹、感染性胃腸炎、急性扁桃腺炎、めまい、胸痛など疾患は色々で、総勢24名でした。数は大した事ないように見えますが、ほとんど新規の患者ですのでやはり手がかかります。休日救急日は昼休みがちゃんととれないのもつらいところです。今日の昼ご飯は結局3時過ぎでした。人間お腹が空くと不機嫌になるもので、余力のない院長は特に空腹に弱く困ります。
明日からはまた、普通の診療です。今の時期は花粉症の患者さんが多いです。今年は予想されたより花粉症の程度はきついですね。混雑が予想されますので、予約の方はきちんと予約時間に来るようお願いします。予約にかまわず、しかも何故かいつも混んでいる時に来る患者さんがいて、スタッフの評判は当然悪いです。
2007年2月15日
陽気はすっかり春めいて、日も長くなったのが感じられます。当院は予約制なので、朝早く患者さんが医院の前に待つ姿はまったくないのですが(朝早くから患者さんを待たせるのが嫌で面倒な予約制にした)、患者さんの中には朝一番の診察でないと気が済まないように見える方がいらっしゃいます。いつも朝一番の診察のS夫妻が今日は少し遅れをとって、Iさんに先を越されてしまいました。時間にすれば何分の差もないのですが、心なしか笑顔が少ないSさん。受付では次回の予約をめぐってIさんとたわい無いバトルがあったようです。来月はきっと一番ですから、あまり早い時刻には来られないでくださいね。
2007年1月28日
当院では駐車場の車止めに枕木を使っていますが、少しごっつすぎて車の下面特にマフラーにぶつかる場合がありました。開院当初から気が付いていたのですが、つい修理が先延ばしになっていました。ようやく今日枕木を3〜5cm程削り、高さを低くしてもらいました。これで突っ込みすぎた場合も大丈夫なはずです。
駐車場枕木
2007年1月23日
先週末から診察室の床暖房の調子が悪く、業者に修理してもらっているのですが、まだ直りません。そういう訳で診察室の床が冷え冷えとしていますが、御了承ください。一番動いてほしい朝に入ってくれないんですよ。まったく、もー。
2007年1月22日
山梨のスギ花粉症の出現開始は2月10日から20日頃と予測されています。今年のスギ花粉飛散量は、昨夏の日照時間の少なさと平均気温の低さを反映して、平年よりは少なめと予想されていますので、今年も昨年に続いて花粉症の程度は軽いと思われます。花粉症の症状をコントロールするには症状が出る少し前から抗ヒスタミン薬を服用するのがこつです。今年は2月に入ってすぐ位が服み始めの適期だと思います。当院では点眼薬、抗ヒスタミン薬も少しヴァリエーションを増やし、漢方薬も使いながら、最適な治療法を提供したいと考えています。花粉症の注射薬の事をよく患者さんから聞かれます。商品名ケナコルトという副腎皮質ホルモンを注射して、徐々に体内に放出させる治療法です。副腎皮質ホルモンですからよく効く上、1回の注射で長期間効いているので患者さんの人気は高いのですが、ホルモン剤を長期間体内にいれるこの治療法は、副作用の点からまったく勧められません。昔はよくされていたようですが、今は標準的な治療法ではありませんので御注意ください。
2007年1月14日
昨年の10月に地図状舌が驚くほど速く治ったと日記に書きましたが、その後3ヵ月が経過し、本人の了解も得ましたのでご紹介します。軽い再発はありましたがほぼ治っています!
地図状舌の症例
2007年1月9日
新年明けましておめでとうございます。
今日から診察が始まりました。インフルエンザの流行はまだなく、感染性胃腸炎の方や急性上気道炎の方がちらほらという感じです。午後は少しばたばたしましたが、今日は比較的穏やかな初日でした。
今年は開院して4年目に入る年です。今日もTVで難病の子供達の放送などをして、涙をさそっていました。「来られた患者さんは全部治す!」意気込みで今年も頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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