昨日どこかのTVで、マヤの予測では2012年に太陽活動が活発化し、地球環境が...みたいな例によって例のごとしの内容のバラエティーを放送していました。しかし、2007年に太陽黒点は11年周期の極小期を迎えた後、2008年の前半もずっと活動が乏しく8月にはついに黒点数ゼロの1か月を記録しました。その後も目立った黒点は現れず、24期は始まる気配がありません。NICTの予測を見ると、来年にかけても活動の活発化はないようです。通常の周期では極小期の後すぐに黒点数は立ち上がるといいますから今回はどうも様子が違います。昨今のCO2温暖化空騒ぎに対して、お天道様が強烈に違うんだよと言っている気がしてなりません。もしこの太陽活動低下期が10年以上続くなら、2008年からの極小期(Grand Minima)は名付けて、「アル・ゴア・極小期(Al Gore Minimum)」ではどうでしょう。
The Regions: 2010 to 2020(ペンタゴンレポートから転載)
こういう情報があって米国はCO2排出抑制に積極的でなかった訳ではないでしょうが、2003年の時点で、2010年頃から地球は寒冷化するとはっきり予測を出しているのはさすがです(今の米国は温暖化をビジネスとしてとらえ、だいぶスタンスが変わってきたように思いますが)。