2009年12月30日
昨日で今年の診療を終わりました。今年後半はやはり例年になくインフルエンザの方が多かったです。漢方の診療では5年間半の掌蹠膿疱症の症例をまとめてみました。60例以上があり、それなりに良い成績だったと思います。乾癬はやはり難しかった印象があります。来年は1月5日から診療が始まります。来年度もどうぞよろしくお願い致します。
子供が自力で作ったドラゴンボール改「孫悟空」
2009年12月28日
昨日ついに「Lotus 25」を完成させました!もういつ作り始めたかも忘れるくらい前に作り始めたプラモデルです。60年代の葉巻型フォーミュラーカーです。この頃の車は味がありますよね。時間が経ち過ぎたためデカールが劣化していてボロボロ、うまく貼れませんでした。
2009年12月27日
真央ちゃん、日本選手権4連覇、五輪出場決定おめでとうございます。私も昨日からの交感神経の緊張がようやく解けました。終わってみれば横綱相撲でしたが、大関のがんばりが凄かったです。ジャッジは相も変わらず変でした。高橋上げ、真央下げ、大関上げが顕著でした。浅田選手はSPの3A DG、FPでの2T,2LのDGなどまったく余計でした。しかし、その中で落ち着いた素晴らしい演技でした。インタビューでは来年の日本選手権の5連覇の話までしていましたね。日本選手権、四大陸、五輪、世界選手権、総なめにするとすでに言っています。真央姫はとことんどん欲です。ともあれ浅田選手おめでとうございました。
2009年12月26日
「漢方の保険外し」が12/22正式に政府予算案において否定されました。以下が日本東洋医学会のHP の記載です。
■ご署名有難う御座いました。皆様の声が政府に届きました(平成21年12月22日)
このたびの行政刷新会議の「仕分け」による漢方薬の保険外しの動きに対して「その様なことはしないで欲しい」という署名活動を展開いたしましたところ、皆様のご署名が約3週間という短期間で何と924,808人に達しました。この声を厚生労働大臣にお届けしましたが、本日(12月22日)政府予算案の骨格が固まり、「漢方薬の保険適用の維持」が本決まりとなりました。
皆様の絶大なご賛同に感謝致します。
漢方を提供する側の私どもは、皆様の期待に誠実にお応えするように、一層の研鑽に励みたいと存じます。最新の情報をお伝えすると共に重ねてお礼申しあげます。
当院でも300名近くの方からご署名をいただきました。再度御礼申し上げます。今回のことは漢方の意義についてずいぶん軽く考えている役人がいるのだと再認識させられました。今後二度とこういうことのないよう、様々なレベルで努力していきたいと思っています。
2009年12月25日
立派な黒豆をいただいたので、おせち用に煮てみました。ネットでレシピを調べると大きく分けて真水に漬けてから煮るのと、砂糖水に漬けてから煮る二通りの方法があります。煮豆はしわをよせないのがポイントです。しわの原因は砂糖水による高浸透圧だと思われ、真水に漬けてから煮る場合には砂糖を少しずつ入れる必要があります。今回は簡単な砂糖水に漬けてから煮る方法で作ってみました。材料は以下です。重曹は豆をふっくらと仕上げるためだと思います。
黒豆 150g
砂糖 120g
塩 小さじ1/4
重曹 小さじ1/4
醤油 少々
水 0.9 l
水に調味料を全部入れ、一煮立ちして冷ましてから、良く洗った黒豆を入れて一晩漬けておきます。翌日落し蓋をして数時間弱火で煮ます。6時間程煮て完成しました。味は結構で、初めてにしてはうまくできたと思います。しわは少し発生してしまいました。つゆがずっとかぶってないとだめみたいです。今度は水で一晩漬けてからの方法に挑戦してみましょう。
2009年12月24日
タバコ税は結局1本当たり5円の値上げとなりました。1箱約400円です。政府税調は1本当たり1-5円の値上げといっていたので、上限の値段になった訳ですが、厚労省の要求していた1箱600円、禁煙学会の要求していた1000円に比べれば、大変中途半端で不十分な値上げ幅です。喫煙者を禁煙に踏み切らせるのにどれだけ意味があるかです。
タバコの値段も大切ですが、日本が遅れているのは飲食店の禁煙です。分煙のところが増えたとはいえ、禁煙室と喫煙室の空気の分離は不十分なところがほとんどです。完全に分離するのは設備的に投資が大きくなるでしょうから、クリーンな空気を確保するためには分煙ではなく全室禁煙の方が現実的です。飲食店の経営者から見れば、完全禁煙したら利用者が減るのではないかと心配でしょうが、他店と歩調を合わせて一斉に行えば問題はないのです。そのためには行政の指導がかかせません。タバコ税の値上げだけでなく、飲食店禁煙法を施行してほしいものです。
2009年12月22日
evening
<温室効果ガス>90年比25%削減…環境相が「堅持」
COP15が失敗に終わった今、25%削減を堅持して、環境省の利権以外に日本にとってどんな意味があるのでしょうか。日本の地球温暖化対策は一体何をゴールとした運動なのか皆目わかりません。日本だけが突出してCO2を1990年比で25%も削減したところで、地球気温には何の影響もないし、日本の経済に軛を付けてさらに景気を悪化させるだけです。ロシアやEUは排出権取引を通じて日本の税金が転がり込んでくる訳で、大喜びでしょう。日本は世界のATMと呼ばれる栄誉を担います。ちなみに環境大臣の小沢鋭仁は山梨選出の衆議院議員です。昔私も投票したことがありましたが、間違いでした。今後この御仁に二度と投票することはないでしょう。
今年の感染症事情は様変わりです。 感染性胃腸炎は73%減、水ぼうそう、マイコプラズマ肺炎はともに27%減だそうです。季節性インフルエンザに至っては、B型が1件だけで、Aソ連型とA香港型はゼロです。マスク着用手洗いなど人間行動の変化によるのか、あるいはウイルス世界の生態系変化によるのかは不明ですが、夏から続いている新型インフルエンザ流行の影響であることは確かです。
2009年12月21日
季節性インフルエンザの発生は今までのところ異例なほど少ない 状態が続いています。新型に駆逐されたといったところです。こうした事態は根路銘先生が予測していましたが、その通りになりそうです。来年になって少しは流行るかもしれませんが、恐らく大流行にはならないでしょう。
2009年12月18日
これ今見ても笑えます。COP15はまとまりそうもなく結構なことです。土壇場で鳩が馬鹿な約束をしないことを祈るばかりです。すでに途上国に1兆5千億円の援助を約束したんでしたっけ。仕分けと称して貴重な予算を削りながら、こういう意味のないバラマキはやりたい放題です。そもそも、日本の環境政策は何を目指しているのかゴールがまったくわかりません。EUのように表向き地球環境のためといいつつ、本音は排出権取引で一儲け企んでいるところ、中国、米国のように本気でやる気はないところ。それぞれスタンスは見えるのに、日本は排出権取引のターゲットにされているのに、自ら25%削減などという途方もない事を言い出すのはいったい何故?地球温暖化を真に受けてたんなる善意から言っているのか、環境をビジネスにしたいのか、あるいは裏に何かあるのか、まったく理解不能です。
2009年12月17日
afternoon
東洋医学会から署名活動終了のご報告とお礼 が出ています。
その後も、一般市民からの署名が陸続として集まり、12月12日をもって締めさせていただきましたが、通算いたしますと、924,808名となり、12月16日、厚生労働省に届けました。
署名活動を始めて以来わずか三週間の短い期間に、これほどの署名が集まったことは、国民医療においていかに漢方薬が必須であるかということに対する民意であると、政府は受け止めるべきであります。幸いに長妻昭厚生労働大臣は「漢方薬の保険適用除外は困難である」旨ご発言されたとの報道があり、国民の声に対する政府の理解が深まってきたと感じております。
当院でも12月12日までに295名の方から署名をいただきました。ご協力誠にありがとうございました。漢方薬が飲めなくなっては困るという患者さんの切実な思いを感じ取ることができました。これからも漢方が保険で飲めるよう、私も東洋医学会ともどもこの問題を注視していきたいと思っています。
子宮頸癌の予防ワクチン「サーバリックス」 がいよいよ来週から使えるようになります。本邦初の癌予防ワクチンです。子宮頸癌は20台、30台で増えている癌で日本では年間3000人以上4000人近くが発症しています。子宮頸癌にかかると子宮全摘が必要になる場合も多く、また排尿障害などの症状も残ることがあり、なかなか大変な病気です。子宮頸癌の原因は性交渉によってうつるヒトパピローマウイルス感染症です。今回発売になった「サーバリックス」はこのパピローマウイルス感染を防ぐワクチンです。できれば性交渉の始まる前の中学生女子に打つのがベストですが、成人でも再感染を防ぐ意味で無効という訳ではありません。初回、1ヶ月後、6ヶ月後の3回接種です。当院でも扱う予定ですので、希望される方はお問い合わせください。
2009年12月16日
ほとんど説明のいらない構図ですね。小沢の後ろにも紐と赤い国旗があるのが肝です。
2009年12月15日
権力を握った小沢がいよいよ正体を現してきた。600人超を引き連れての中国尻尾振り訪問、韓国での天皇訪韓結構発言、在日外国人の地方参政権付与問題、そして極めつけが天皇陛下に対する中国要人との会見の強要だ。批判されると逆ギレして宮内庁長官の辞任を要求する始末だ。民主党の最高権力者がこうまで亡国路線まっしぐらではお先真っ暗だ。昨日本屋でちらと見たが、民主党のマニフェスト作成には宮台とかが絡んでいるらしい。道理でくだらんマニフェストが出来上がった訳だ。おぞましい政権だ。
2009年12月14日
インフルエンザの患者さんもちらほら来られますが、ピークは過ぎた感じです。来年になれば一般の方のワクチン接種が始まります。現在までワクチン接種後の死亡が70名、インフルエンザによる死者が100名という数字を見ると、にわかにワクチン接種すべきかどうか判断が難しいところです。厚労省も慎重な対応を求め始めています。 子供の場合はとにかく感染が多いので接種する意味もありますが、成人の場合感染自体が非常に少ない上、重症化しやすさも報告されていない現在、リスクを犯してまでワクチン接種をすべきなのかどうか?成人には感染し難いという疫学結果、弱毒性というウイルスの性質からは「できるだけ早期のワクチン接種戦略」は合理性がなくなってきているように感じます。
2009年12月11日
漢方の専門誌である「漢方研究」の10,11月号に載せた、「掌蹠膿疱症の漢方エキス剤治療」の症例を症例集のページ に転載しました。掌蹠膿疱症は難治性の皮膚疾患ですが、漢方治療によく反応して治ります。ぜひご覧になってください。
2009年12月10日
evening
「漢方の保険はずし」の署名は12日まで延長されましたので、意思表示されたい方は今週中にぜひご署名お願いします。患者さんとこの話題を話していて、「ざけんじゃねーよ」という感じですよねと、普段は温厚な方が言われたのには嬉しい驚きでした。民主党のやっている事はメチャクチャというのが大半の意見です。民主党はマニフェスト至上主義のように言われていますが、マニフェストなんか全然守っていません。医療費増額、漢方振興、タバコ税大幅増税、すべて反故扱いです。固執するのは票につながる事柄と自己利権だけ。教員の免許更新制度廃止、鳩大株主ブリヂストンのための高速道路無料化など。利権中毒の自民も悪かったけど、頭狂った民主はさらに悪いというのが実感です。
堕ちた偶像
タイガー・ウッズ---止まらない下半身OB
IPCC---地球温暖化データ捏造発覚
WHO---さんざん強毒性鳥インフルエンザ・パンデミックの恐怖を煽って、出てきたのは弱毒性豚インフルエンザ
ヨナ・キム---買収疑惑発覚(希望)。GFで安藤がサルコウ失敗していなければ優勝していたという人がいるが、甘い!このジャッジ分析サイト を見よ(後ろの方です)。バンクーバーの金は呉れて遣るから、早くフィギュア界から消えてくれ。
鳩---鳩を冠するどこかの国の首相のため、石を投げられることが増えたか。
総括
国連が絡む世界的な運動はどうも怪しい。
韓国が絡むとスポーツはとことん汚される。
ウッズはすごい。
2009年12月08日
evening
下のリンクClimategateの気温データ捏造アルゴリズムです。
yrloc=[1400,findgen(19)*5.+1904]
valadj=[0.,0.,0.,0.,0.,-0.1,-0.25,-0.3,0.,-0.1,0.3,0.8,1.2,1.7,2.5,2.6,2.6,2.6,2.6,2.6]*0.75
これはCRUの副所長(Keith Briffa教授)が20世紀の気温をグラフ化する際に使ったスクリプトの核心部分。 1行目で1904-94年を5年ずつに区切り、各区間の気温(実測値)に2行目の数字を加算しています。即ち1904-24年は加算なし、1929-49年は(温暖期なので)温度を引いて低く見せ、その後は徐々に気温を底上げし1979年以降は1.95度(2.6×0.75)も加算しています。
この式から私が何を連想したか、おわかりでしょうか。そう、フィギュア・スケートにおけるデータ捏造、つまり特定選手の爆上げの公式です。さしずめ式の後半部分が韓国選手の得点ですね(爆)。
地球温暖化に懐疑論上昇、排出削減支持は減少 米世論調査
まぁ、エネルギー使いまくってきたおまえらにいわれたくはないという気持ちはありますが、米国の世論は健全です。一方世界に突出して90年比CO2 25%減を歌う鳩ポッポはCOP15でいよいよ日本破滅の約束をしてくるのでしょう。Green HARAKIRIの実行です。長年かけた人為的地球温暖化洗脳の総仕上げです。バンザイ日本。もうお手上げです。
Climategate
地球温暖化データ捏造も露見しています。
2009年12月07日
evening
今日の夕方で最終的な当院での署名は合計270名になりました。皆様の漢方への期待の高さがわかり、院長としても感に堪えません。ありがとうございました。東洋医学会会長からは署名活動への参加御礼と更なるご署名のお願い が出されています。財務省がどう出て来るか、予断を許さず見ていきたいと思います。署名活動も継続して行っていきますので、意思表示したい方は引き続きご署名をお願いいたします。
「漢方の保険はずし」について読売新聞の社説 が出ていました。仕分けの経緯や背景をよくおさえた記事です。反対署名は今日が2回目の締切で当院における署名も現在までで250名に達しました。ご協力いただきありがとうございました。漢方薬を今服用されている方にとっては、大事な事ですから皆様大変熱心で、署名用紙を持ち帰られて後で4枚(20名分)も郵送してくれた方もいらっしゃいました。漢方薬は薬局で自費で買って服用すれば良いと財務省のお役人は主張しますが、そもそも病院で出されている医療用漢方製剤に比べ薬局で販売されている漢方薬はその含有有効成分は半分以下といわれています。薬局で販売する薬はあまり効いては副作用が心配だからです。したがって今病院で処方されているのと同じ漢方薬を服用したくてもできなくなってしまうのです。このような案件が二度と提出されることがないようにしないといけません。
タバコ増税は1本あたり2-5円と期待に反して小幅増税に終わりそうな情勢です。これもまた民主党のマニフェスト違反です。マニフェストではタバコ税は税収ではなく厚生の面から捉え、諸悪の根源財務省管轄「タバコ事業法」を廃止すると書いていましたが、これも先送りでしょう。民主党は財務省の言うなりです。
2009年12月03日
afternoon
Google IME 素晴らしい変換効率です!!難しい漢方用語もちゃんと出てきます。これなら専門辞書不要ですね。ことえり、ATOKより良さそうです。Win/Mac対応。「ひらがな」でテンキー入力が大角になってしまうみたい。変換候補に余計なフレーズが出てくるか?まだベータですしね。
今年も12月を残すのみになりました。本来の太陽活動周期であれば、今年あたりは太陽活動がバーストすると予測されていましたが、今年も異例のほとんど黒点のない1年で終わりそうです。このアマチュア太陽観測サイト を見ると、比較的しっかりとした黒点が観測されたのは10月の終わり頃だけです。太陽活動の低迷は2010年も続きそうな気配です。
民主党政権はCO2 25%減の家計に及ぼす影響を再評価させてきましたが、出た結果は民主党の期待に反してさらに支出がかさむ結果となり、何と公表を止めた ようです。どこまで国民を欺き愚弄すれば気が済むのでしょうか。
2009 Sunspot of the year(2009/10/27)
2009年12月02日
HORIBA製作所の2010年のカレンダー は鳥の嘴です。だんだんマニアックになってきましたね。
鳥たちの道具箱
2010年度のカレンダーは、鳥のくちばしがテーマ。地球上のさまざまな環境に応じて、進化をとげたくちばしは、鳥たちにとっては、巣作り、捕食、求愛、そしてときには武器としても用いられる、かえがえのない道具でもあります。形も機能も千差万別。ダーウインの進化論も、鳥のくちばしの多様性を大きなヒントにして生み出されました。ビジュアルは、博物学研究家、荒俣宏氏による18-19世紀の美麗な図鑑コレクションから。
2009年11月30日
弟子:怒濤の更新でしたね。
院長:当たり前だ。あんな影響力の大きいことを、素人同然の者が1時間もかけず議論しただけで決められてたまるか。
弟子:一応長妻厚労大臣が記者会見で「OTC類似薬の保険はずし」に漢方を含めるのは問題があると見解を述べた ようですが。
院長:妥当な判断だ。マスメディアでも騒がれ始めて、仕分け自体への批判にもなりかねないので、火消しに走ったともいえるな。しかし、あの仕分けの結論がある限り今後どうなるかは分からない。あの仕分けをそのまま残しては将来に禍根を残すことになる。
弟子:医療費を削減したいなら、もう少しまともな方策もあるように思えるんですが。
院長:その通りだ。しかし、あの漢方の保険はずしは財務省が大蔵省といわれた頃から、繰り返し提出してきた案件で、そのつど拒否されてきた経緯がある。今回も何も考えずに、政権交代で好機到来とばかりに提出してきたのだろう。巧妙なのは「後発品のある先発品などの薬価の見直し」という他の議題の中にもぐりこませて提出してきたことだ。さらに勘ぐって考えれば、先の通信販売規制といい今回の措置といい、ドラッグストアの利益になる事ばかりだ。利益誘導の意図があるのかもしれないな。
弟子:なる程。そうですか。
院長:より大きな視点で見れば、仕分けで貴重な予算を削減したところで、無意味な高速道路無料化、子供手当、高校無料化、CO2 25%削減などで吹き飛んでしまうだろう。仕分けも本当に削減が必要なところは手つかずだ。一部の国民は新しいショウとして喜んでいるようだが、自分たちの首を絞めることになる事を喜んで見ている訳で、愚民といわれてもしかたがないな。
弟子:手厳しいですね。
院長:そうは思わんか?
弟子:...
2009年11月29日
連日同じ話題ですが、大事な事なのでおつきあいください。なぜか今日からマスメディアに一斉に「市販品(OTC)類似薬の保険はずし」の話題が出始めました。
耳を疑った「漢方除外」 臨床医の8割処方 現状把握せず(産経)
【日本の検索ワード】漢方薬の保険外し、漢方業界の現状を知る契機にすべき(Serchina)
【社保審医療保険部会】診療報酬改定方針を大筋で合意‐OTC類似薬の保険外しには批判相次ぐ(薬時日報)
Serchinaは普段相手にもしないサイトですが、結構まともな事が書いてあります。ツムラの社長はこの措置が実行されれば、我が社は確実に潰れると臨時株主総会で明言しています。実際この仕分け後、株価が10%も下落したそうです。漢方メーカーだけでなく、各大学の東洋医学講座も存続できないでしょう。そして一番しわ寄せがいくのは患者さんです。民主党のマニフェストには漢方の振興を謳っているのですから、明らかなマニフェスト違反です。この暴挙許すまじ!
2009年11月28日
事業仕分けでの「漢方を含めた市販品(OTC)類似薬の保険はずし」のことを患者さんに説明すると一様に驚かれ、それでは困ると署名してくれます。驚かれるのも無理ないことです。マスメディアでこのことはほとんど報道されてないのですから。行政刷新会議のHPを探しても、市販品類似薬の保険はずしのタイトルは出てきません。この議題は「後発品のある先発品などの薬価の見直し」に紛れ込ませてあるのです。タイトルからだけではわからないのです。これが議題の元資料 です。長ったらしくてわかりにくいのですが、市販品類似薬の保険はずしの部分は、事業番号2-5の半ば以降に出てきます。なかなか巧妙です。この件についてはツムラのHP に漢方の保険診療の説明とともに事業仕分けについて簡潔な説明が出されています。
2009年11月27日
「OTC類似薬の保険給付外し」が実現すると、国民にも漢方メーカーにも医師にも影響は甚大なはずなのに、この問題をマスコミは一切報じないのが不思議です。意図的なスルーとしか思えません。鳩山の献金問題 も自民党時代なら一発でアウトの規模なのに、たいした問題ではないかのような扱いです。朝日、毎日は当分民主党マンセーで行くつもりなのでしょう。今朝の為替レートは何と1ドル=85円、国民の仕分けパフォーマンス人気も一時のこと、鳩山不況が民主党政権を崩壊させていくでしょう。
2009年11月26日
財務省が行政刷新会議に差し出した案件は「OTC類似薬の保険給付外し」だ。このOTC類似薬の中に医療用漢方製剤も含まれている。他のビタミン剤、湿布薬、うがい薬と同列の扱いだ。「湿布薬、うがい薬、漢方薬などは薬局で販売されており、医師が処方する必要性が乏しい」と財務省は主張したそうだ。薬局で販売している薬は医師が処方する必要がないのなら、頭痛薬や風邪薬も医療保険からはずすがよい。いまや医師の7割以上が処方し、医療において重要な戦力になっている漢方薬の意義をあまりにないがしろにした考えだ。民主党はマニフェストの中では漢方薬の重視を謳っているにもかかわらずこの決定だ。これをマニフェスト違反といわずに何がマニフェスト違反だろう。このまま12月初めの審議で、他の目立つ案件に隠れて「OTC類似薬の保険給付外し」が通ってしまうと、来年度からは漢方が保険で飲めなく可能性が高い。そうなると日本の漢方メーカーは倒産、各大学に作られた東洋医学講座の存続も危うい。日本の漢方は壊滅的な打撃を受けるだろう。何より患者さんは保険で漢方は飲めなくなる。残された時間は限られている。電子署名 もあるので、できるだけ多くの方に署名してほしい。
2009年11月25日
「事業仕分け」が新しいエンターテインメントとして人気らしく、民主党もご満悦のようですが、財務省が作成したマニュアルの存在が判明し、 シナリオは財務省であることがはっきりしました。仕分け人は財務省の作成したマニュアルにそって動く繰り人形です。財務省は今まで実現できなかった予算削減の案件を好機到来とばかり差し出し、民主党は行政の無駄削減に頑張っていますとアピールでき、両者の利益は合致しています。しかし、必要な予算まで削られた当事者はたまったものではありません。医療に関係のある件では昨日も書いた漢方の保険はずしは大問題です。そもそもこれは大蔵省時代から何回も提出されていた案件で、そのつど否定されてきました。我々も17年前には漢方の保険適応除外に反対する署名運動を行い150万人の署名を集めた実績があります。財務省は民主党政権に移って、事業仕分けは好機到来とこの案件をこっそり紛れ込ませ、イケイケの仕分け人にGOサインを出させた訳です。審議にかけた時間は1時間30分、やはり異論は相当あったようです。このまま進むと、多くの患者は漢方薬が飲めなくなり、漢方メーカーは倒産するでしょう。常識ある判断をしてくれればいいのですが、なんせ人民裁判ですから、今後どうなるかは不透明です。日本東洋医学会のHP では「漢方薬の保険はずしに反対」の署名も受け付けていますので、賛同できる方はどうぞご署名お願いします。
医師から治療手段を奪う暴挙は許せない-漢方製剤の保険外し-
2009年11月24日
今日日本東洋医学会から署名依頼の郵便が来て驚きました。何と漢方薬エキス剤の保険はずしが行われようとしています。11月11日に行われた仕分けで、財務省から提出された「漢方・ビタミン・湿布薬」を保険給付からはずす案にワーキング・グループ15名のうち11名が賛成しました。このままでは漢方が保険で飲めなくなる可能性が大です。そもそも漢方の保険外しは自民党政権時代に何度となく大蔵省が画策した案件で、そのつど実現にはいたらず、現在では医師の7割以上が漢方薬を処方するに至っています。しかるにたいした議論もせずに素人同然の仕分け人によって、今この漢方の保険給付が断ち切られようとしています。とんでもない暴挙です。私を含め当院では署名に協力するつもりです。賛同いただける方は待合室に署名用紙を置いてありますのでご署名をお願いします。このままでは漢方薬が保険で飲めなくなってしまいます。
2009年11月23日
お約束の紅葉したドウダンツツジの写真を撮りました。もう少し落葉が始まっています。
立山連峰で巨大氷体発見 国内最大級、氷河の可能性
日本にも氷河(正確には氷河の可能性のある巨大氷体)があったんですね。
IPCCの地球温暖化に関するデータ捏造 が話題になっています。例のホッケースティック曲線に関する元データ捏造です。まず結果ありき。金のためなら科学者精神もかなぐり捨てる。まるであるスポーツのジャッジみたいです。
院長日記のBlog も始めました。更新がRSSでわかったり、検索もできたり色々便利な面があります。どうぞご利用ください。内容は基本的にはここと同じです。
2009年11月22日
ずっと放置してしまっていた症例集のBlog に手をいれました。出来合いのデザインをカスタマイズして、サイトと同じ感じにしました。Blog softはページデザインがCSSでされているので、慣れるまでちょっと大変でした。一応私の環境ではちゃんと見えていますが、他の方にはどうでしょうか。不具合がありましたらお知らせください。これからどしどし症例もアップしていきます。
2009年11月20日
日本だけ株価回復が遅れ、景気の「二番底」到来の可能性が高まってきました。鳩山不況の到来です。 CO2 25%削減、科学技術費の削減、OECDからもダメ出しされた子供手当、誰も希望しない高速料金無料化、支離滅裂何の成長戦略も見えない民主党の政策ですから、投資家が敬遠するのも当然のことです。医療費もまた削られるみたいです。
2009年11月19日
地球帰還がエンジン故障のため危ぶまれていた小惑星探査機「はやぶさ」が奇跡の復活をとげています。 故障した3台のうち、早い段階で運転を中止したエンジン2台に着目。正常に動く部品同士を電子回路でつなぐ「離れ業」で、互いの故障を補う形でエンジン1台分の推進力を出すことに成功。電子回路は、万一に備え、「エンジン間をつないでおいた」ものだった。
今までも度重なるアクシデントを乗り越えてきたので、今回も何とかするとは思っていましたが、すごいことです!民主党の仕分けでは科学技術にも大鉈がふるわれていますが、日本の将来にとってとんでもないことです。
目利きのいない日本政府ではスパコンのような筋の悪い技術 だけ復活しそう で、最悪な事態になりそうです。(11/20追記)
2009年11月18日
今日から新型インフルエンザワクチンの接種を始めました。始めたといっても、当院で接種するのは基礎疾患を持った当院通院中の方のみです。一般の方への接種はしていません。今後広く接種するようになったならば、協力する可能性はありますが、今のところ一般の方への接種は行っていませんので悪しからず。
ホームページのTop画像を変えてみました。ずっと同じ画像を使ってきましたが、植栽も初めの頃とは変わっていますし、季節によって風景も変わりますので、たまには画像も変えたいところです。やってみると色合わせやシャドウなど細部の装飾が難しく、なかなかプロのようにはいきません。ブラウザによっては多少見苦しくなるかもしれませんが、ご容赦願います。塀の根締めのドウダンツツジが、今年は真っ赤に紅葉しています。写真は紅葉前のですので、既に季節遅れですね。間に合えば写真を撮って院長日記に出しましょう。
2009年11月16日
ポアンカレ予想を証明したペレルマンの評伝 が出た。既出の評伝と違っていかにポアンカレ予想を証明したかには一切触れず、ペレルマンは何故人との交わりを断ち、フィールズ賞も賞金の受け取りも拒否するに至ったかに焦点を当てた評伝だ。読むとペレルマンは限りない善意の人であり、常人とは違う倫理の元に生きていることがわかる。しかし、厳しい倫理規範を他人にも適用した時、怒りが生まれた。ポアンカレ予想の証明はそれを増幅させたようだ。慌ただしい講演のための米国滞在が終わると、あらゆるポストのオファーを断って、ペレルマンはサンクトペテルブルグに帰っていった。皮肉なことに故国で待っていたのは、米国以上に敬意を欠いたマスコミ報道だった。
ともかく人類史上の難問は証明された。難しい体制下でペレルマンが大きな果実を得ることができたのは、希有の才能を無駄にしたくないと強く考えた数学者が周囲にいたのと、ちょうどペレストロイカの間氷期に大切な時期が重なっていたのも幸運だった。
2009年11月15日
隣国で多数(8名?)の日本人が焼死したようだ。原因はまだ不明だが(日本人を狙ったテロか?)、この国は何故か火事が多い。2年前にはアイスショウの直前にスケート場が炎上したこともあった。確か南大門も放火で消失したな。コンテナ船は自衛隊の艦船に衝突してくるし、「脱亜入欧」を説いた福沢諭吉の慧眼に今更ながら感服だ。電通の宣伝に乗せられて韓流とかいって、寒いドラマに現を抜かして、危険な隣国に親近感持っていると痛い目に会うぞ。
しかし、オバマ大統領が来日しているというのに、日本を留守にして外国に行くとは鳩山は失礼だな。 オバマ大統領は天皇陛下にきちんと礼を尽くして挨拶した のと、対照的だ。友愛鳩山の東アジア共同体とやらが一体どんな悲惨なことになるか今から楽しみだな。
2009年11月09日
わたくしといふ現象は
假定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
宮澤賢治「春と修羅」序 の出だしは、「わたくしといふ現象」という言葉のせいか、自分とは何かと考える時、すぐ浮かんでくるフレーズです。続く「假定された有機交流電燈」「ひとつの青い照明」も想像力を刺激することばですが、「わたくし」を「存在」ではなく「現象」といいきった第一行が特にすごいと思います。「私」ではなくひらがなの「わたくし」であるところも好きです。熱烈な法華経信者だった賢治が自己をどう捉えていたのか、おそらく宗教的な意味も強かったのではないかと想像しますが、紡ぎ出された詩には、卑近な宗教や道徳を超えた宇宙感があり、いつも心惹かれます。
2009年11月06日
新型iMacに何やら問題が起きている ようです。ハードウェアの問題だとすると深刻ですね。1週間前から使い始めたワイヤレスマウスMagic Mouseは今のところすこぶる快調です。とりわけスクロールが快適です。
今日の昼休みに病院のトイレの部品交換を行いました。自宅ではもうだいぶ前から微量の水漏れがあり、最近ひどくなったためINAXのサービスに連絡をとったところ、部品の不良が発覚しました(リコール?)。病院のトイレは症状はないものの該当するので交換してもらいました。もっと早く連絡をとっていれば良かったと反省です。
2009年11月05日
TBSが赤字に転落 したんだとか。マスメディアからインターネットへという大きな潮流もあるし、何よりくだらん番組ばっかり作っているのだから自業自得だね。望むのは親韓売国ウジテレビの消滅!それだと産経新聞もなくなっちゃうか?
2009年11月04日
季節性インフルエンザワクチン接種の問い合わせが相変わらず続いていますが、インフォーメーション にも書きましたように、当院では既に予定数に達したため予約受付は終了しています。今受け付けているのはキャンセル待ちのみです。
現在流行しているのは100%新型のみ で、例年では今頃出始めるH3N1がほとんど出ていないところを見ると、今シーズンは新型H1N1に圧倒されて流行しないのかもしれません。また今の感染者は圧倒的に高校生以下特に中学生以下で、発症しても成人家族への家族内感染はまったくといっていいほどありません。5月に流行した神戸でも観察されていた現象です。やはりある年齢以上はすでに抗体を持っているかのようです。
日本ではすったもんだの末、新型インフルエンザワクチンは2回接種が基本、妊婦や基礎疾患を持った人優先で接種をしていく計画ですが、WHOも新型インフルエンザワクチンは1回接種を勧告 していますし、どうせ二転三転したのだから、四転させて、まず若年者に接種したら少しは医療機関のパンクを避けられると思います。日本ウイルス学会はワクチン接種計画の見直しを主張しています。
新型インフルエンザの患者さんを診て気がつくのは、簡易検査キットでの反応が極めて強いことです。急な高熱、全身倦怠感の強さといった症状からもインフルエンザとすぐわかりますが、簡易キットで検査すると1分もしないうちに真っ赤に反応します。通常10分近く反応させて判定するのですが、典型的な場合1分もかからずに反応してくるのです。抗原量がそれだけ多い、つまりウイルスの増殖速度が速いことを反映しているのではないかと思います。ごく一部の患者で急速に容態が悪化し、脳症や肺炎で亡くなっているのは、この激烈さが関与しているのではと推測します。ただ、どういうコンディションの方がこのような不幸な転機をとるのかは未だ不明です。必ずしも基礎疾患の有無は関係ないようです。抗インフルエンザ薬タミフル/リレンザの投与も無関係のようです。といっても、あまり心配する必要はありません。大多数の方は普通のインフルエンザと同じ経過で1週間もかからずに治るのですから。
2009年11月03日
インフルエンザ対策として、マスク着用、外出から帰ったら手洗い、人混みを避けるとよく書いてありますが、口腔内の清潔を保つのも大切です。なぜかというと、インフルエンザウイルスが活性化するためにはプロテアーゼという酵素で切られる必要があり、このプロテアーゼは口腔内の細菌が産生するからです。マスクをいつもしている訳にはいかず、また人混みに入らずに生活はできません。一方1日数回の歯磨きならわずかな負担で実行可能です。また、気道感染するウイルスの性質から考えると、手洗いはあまり重要とは思えませんね。
2009年11月02日
弟子:最近スケートの話題出ませんね。
院長:そこをついてくるか、弟子のくせに。
弟子:いや、フィギュアシーズンなのに全然出て来ないので..
院長:しかたない、カミングアウトすればもう足を洗ったのじゃよ。
弟子:えぇ、そうだったんですか!真央ちゃんがあまりに不調だからですか?
院長:そういうことではない。そもそもスポーツには公平性という必要条件がある。ボルトが10m先からスタートしたらどうだ?北島がスクリューつけて泳いだらどうだ?勝っても誰も喜ばんし、相手も怒ってやめてしまうだろう。しかるに、フィギュアスケートはどうだ。特定の選手だけ、大した演技内容でなくても奇妙な程高得点を得ている。ジャッジシステムに恣意性を許す欠陥があるし、そもそも審判が買収されている可能性が高い。
弟子:伝統あるスポーツなのに本当ですか?
院長:皆本当のことじゃ。体操、新体操、美を競う競技には皆同じ欠陥があるが、フィギュアでここ数年目立つのは例の韓国選手が出てからだな。韓国という国はソウルオリンピック、サッカー・ワールドカップ、WBCを見ればわかる通り、公平とか公正という徳目は皆無の国だ。どんな手段を使っても勝てればいいと考える国民だ。
弟子:院長、そこまでいいますか。日本国内には韓国人は多いですよ。
院長:韓国に進出したのは間違いだったな。日本人には手に負えない国民性だ。
弟子:...
院長:まぁ、結論をいえばフィギュアはスポーツではないということだ。よって見ない!
弟子:さびしいですね。
院長:寂しいといえば寂しいが、その気にならんのだからしかたない。
弟子:グランプリシリーズでは日本人が活躍してるじゃないですか。
院長:オリンピックイヤーにグランプリシリーズなど屁でもない。
弟子:そういうものですか。
院長:一応NHK杯は高橋を見に行くがな。グランプリファイナルはわからん。
弟子:真央ちゃん復活したら、どうせころりとかわるんでしょう。
院長:そんな軽い男に見えるのか。
弟子:よく変わっていますよ。
院長:破門されたいか?
弟子:...
2009年10月31日
昨日は「山梨ウイルス研究会」に出てきました。内容は12月に登場予定の子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」についてと、難治性性器ヘルペス感染症に対して抗ウイルス薬を長期投与する話でした。
子宮頸癌は毎年約3500人が亡くなり、特に最近は30歳台から40歳台の若年者の増加が問題になっています。原因は性感染症のひとつであるヒトパピローマウイルス感染です。ワクチンはこのウイルス感染を防いでくれます。既に感染している方には意味がなく、初交前の10台前半の女子が最適な対象です。欧米の先進国ではすでに無料接種していますし、アジアではマレーシアが無料接種しています。癌を防ぐワクチンという意味で画期的なワクチンですが、結構高価になりそうですので、公費負担がどうしても必要なワクチンです。子供や女性を大切に思うなら、こども手当などという効果もわからない支出をするより、先進国並みにヒブワクチンや子宮頸癌予防ワクチンくらいはまず公費接種すべきです。
2009年10月30日
院長のささやかな贅沢ということで、ワイヤレスマウスMagic Mouse を購入しました。初めスクロールが出来なくて悩んだんですが、Software updateをしたら出来るようになりました。専用のsoftwareが必要みたいです。配線がなく机上がすっきりしました。形はマウスというよりアルマジロですね。スクロールがシュワンと惰性で動いてくれるのが独特で快感です。欠点は単3電池2本内蔵のせいか重いことです。あとは電池がどれだけもってくれるかです。
左Magic Mouse、右は古いUSBマウス
2009年10月29日
ノーベル賞経済学者らが警鐘! 排出権取引は百害あって一利なし?
スティグリッツ教授(写真中央)は、排出量を決めてから炭素の価格を市場に委ねるという手法は、排出量の配分の公平性を担保できないというそもそもの欠点があるのに加えて、投機による炭素価格の不安定化を招く可能性が高く、環境関連投資のタイミングを難しくし、低炭素経済実現の牽引車にはならないと警告する。写真は、10月9日-11日にデンマークのコペンハーゲンで開催されたプロジェクトシンジケート主催の世界エディターズフォーラムでパネルディスカッションに臨むスティグリッツ教授。
20世紀終わりまで続いた地球の温暖化に人為的要因がどこまで寄与していたか不明ですが、百歩譲ってCO2排出量を減らす必要があるとしても、排出権取引はあまりにずさんな方法です。こんな方法では地球全体のCO2産生量は減らないばかりか、新たなマネーゲームが始まるだけです。ヨーロッパでは少しは正論が出てきたようです。その中で鳩ポッポが一人25%削減!と叫びながら喜劇(いや日本にとっては悲劇)を演じるという訳です。
2009年10月28日
いよいよ冬支度の季節。家の薪ストーヴの掃除をしました。少し錆も見えたので、ストーブ屋さんが置いていってくれたストーブ用塗料スプレーを使い塗装もしました。初め錆びた部分にシュッと一吹きしていたのですが、一部を塗装するとつい全体をやりたくなってきて、金色の取っ手部分などをマスキングして全体をやっちゃいました。マスキングしての塗装は昔のプラモ作りを思い出してなかなか楽しい作業でした。出来映えを予想しつつマスキングをはずす時が快感なんですよ。
マスキングをして塗装
塗装後(新品みたい!)
2009年10月22日
兄からBBC Newsに地球温暖化についてのおもしろい記事が出ていると教えてもらいました。
What happened to global warming?(地球温暖化に何が起きたか?)
某Blogの軽妙な訳を転載させてもらうと、
This headline may come as a bit of a surprise, so too might that fact that the warmest year recorded globally was not in 2008 or 2007, but in 1998.
見出しにちょっとビックリした人もいるかもしれないが、記録が付けられてからこのかた、もっとも暑かった年はというと、2008年でも2007年でもなくて、1998年だったという事実も、ちょっとビックリ。
But it is true. For the last 11 years we have not observed any increase in global temperatures.
でも、本当なんですよ。過去11年間を振り返ると、地球の気温上昇は観察されていない。
And our climate models did not forecast it, even though man-made carbon dioxide, the gas thought to be responsible for warming our planet, has continued to rise.
しかも人類の気候モデルは予測に失敗している。地球温暖化の原因と見られる二酸化炭素を人類が排出しつづけているのに、予想できていない。
So what on Earth is going on?
地球に何が起きているんだ?
地球温暖化を政治的に利用しだしたのはイギリス・サッチャー政権ですが、裏も知っているのかさすがBBCです。地球気温には太陽活動の他海洋温度の周期的変化(30年)も関与しているらしく、太平洋海水温は今低下相に移行しつつあるそうです。IPCCの学者さえ、今後20-30年間は寒冷化すると言い出し始めました(ただしその後また上昇するといっていますが。10年後の予測もできないのに30年後がわかるかい?)。大気中CO2の関与は不明です。世論操作のはなはだしい日本マスゴミの垂れ流す情報からだけでは決してわからない真実は多いのです。
2009年10月21日
新型インフルエンザワクチンが1回接種で済むなら、接種時期が早まりインフルエンザ蔓延を防げるかと期待していたら、とんだ横やりが入った。 科学的根拠もなしに原則2回接種を復活させたのは、民主党の議員足立信也政務官 というやからだ。厚労省は16日に開いた専門家による意見交換会で、優先接種者のうち13歳以上は原則1回接種にする方向で合意していた。にもかかわらず、この結論に反発した足立政務官が別の専門家を入れて検討した結果がこれだ。「科学的、医学的に正しいとされたものが、すべて行政判断にならない部分はある」とほざいた。つまりこの判断は科学的・医学的根拠がないということだ!1回接種である程度免疫がつくのなら、なるべく多くの人に接種した後に、必要のある人には2回目の接種をすれば良いと考えるが、足立政務官のおつむの中では違うらしい。民主党の大好きな政治主導をしたかったのだろう。よりわかりやすくいえば、自分抜きで決められた結論が気に食わなかったのだ。政務官である俺様が最終判断を下すと自分の存在を主張したかったのだ。ところで、原則2回接種といいながら、一番感染の危険の大きい医療従事者は1回でいいんですか?医療従事者以外は皆2回接種かい???何だか急にやる気がなくなったなー。(10/20夜追記)
今日本で流行中の新型インフルエンザの傾向についてよくまとまった記事があったのでリンクしておきます。
新型インフルの重症化、小児が突出
要約
・日本の推定感染者数は300万人を越え、重症化、死亡率は季節性に比べ特に高い訳ではない。
・米国や豪州などの分析では若年から中年が重症患者の中心だが、日本では学童が突出して多い
・重い症状は子どもの場合、脳症と、肺炎など呼吸器症状の二つが大半
・重症化は早期に多く、脳症は2日目が最も多く、3日目までがほとんど。呼吸器症状は初日と2日目が多いが、数日たって重くなる場合もある
・重症化と基礎疾患の有無はあまり関係なく、タミフル/リレンザの早期投与も無関係!
「重症化、死亡率は季節性に比べ特に高い訳ではない」 この点をよく覚えておいてください。しかるに、クラス内に数人の感染者が出てすぐ学級閉鎖(しかも1週間!)、行事は中止では、教育崩壊です。
どさくさにまぎれて、いや緊急対策として、厚労省のワクチン行政がいくつか変更されています。
・肺炎球菌ワクチンの2度目の接種が可能になったこと。今までは副反応が強いからという理由で、2度目の接種は認められていませんでした。
・ワクチン同時接種を推奨していること。季節性インフルエンザ/新型インフルエンザ、インフルエンザ/肺炎球菌ワクチンなど。
・相次いで認可されたワクチン。子宮頸癌を防ぐパピローマウイルスワクチン「サーバリクス」、小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー」。 ただし発売はもう少し先になります。
先進国とはいえない程遅れていた日本国ワクチン事情も半歩前進です。
2009年10月20日
今年は秋の花粉症が例年より症状の強い方が多かったです。「今はアキノキリンソウが黄色い花をつけていますからね」などと説明していたのですが、調べてみると私がアキノキリンソウだと思っていたのはセイタカアワダチソウでした。アキノキリンソウ属ですがアキノキリンソウとはだいぶ違います。それに「一時は気管支喘息や花粉症の元凶だと考えられていたが、セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないので、花粉の生成量は少ない上に比較的重く形状も風で飛ぶのには不適であるため、無関係と考えられている。」(Wikipedia)ということです。かなりまがまがしい黄色い花なのでつい疑っていました。ちなみに下がアキノキリンソウです。
2009年10月19日
フィギュアがいよいよ始まった。韓国選手が世界最高得点を出したという演技(フリー)を見た。つまらん!毎年同じ構成の得意なジャンプを並べただけの単純平板なプログラム。良いものを見た後の感動のかけらもない。この韓国選手は体が硬いせいか、上体の動きが少なく腕だけぐるぐる動かしているのがやけに目立つ。連続ジャンプは毎年同じ構成だ(3Lz-3T,2A-3T)。確かに飛距離は出る。しかし、フィギュアは飛距離を競う競技ではない。3Aはもちろん3Loも跳べない。3Fは苦手、3Sはなんとか跳べるようだ。点が稼げ回数制限のない2Aは一試合に3回は跳ぶ(オリンピックでは4回跳ぶのだろうか?)。それでも、そつなくこなせば加点つきまくって(とはいってもエリック杯でも不得意な3Fはやっぱり抜けた。アウトサイドエッジで踏み切る癖のあるこの選手はインサイドエッジで踏み切るべきFlipはwrong edgeになりやすい。特に昨年初めて!マークを付けられてからはしばしば失敗している)世界最高得点だという。これじゃ、他の選手はやってられねーよ。フィギュアとはくだらん競技に成り果てたものだ。
女子の愚劣さに比べればまだ男子はまともかもしれない。pcsのよくわからない上げ下げはあるが、よく演技すればそれなりの得点が出るようだ。それに比べて女子はひどいものだ。それもこれもあの韓国選手がいるからだろう。韓国という国が絡むとスポーツはこの上なく醜悪なしろものに変わるという金言をまた思い出した。
今年はオリンピックイヤー、フィギュアスケートもいやがおうにも盛り上がるだろうから、今年は日記であれこれ言うのは止めようと思っていたが、あまりのひどさにまた書いてしまった。今年はNHK杯とGFを見に行く予定だが、はたしてどういう結果が待ち受けているのやら(今年の高橋選手の滑りを見るのは純粋に楽しみにしているが、GFはメンツによってはスルーか)。
2009年10月18日
今日の日曜日は午後から予定もなく天気もいいので、懸案の病院北側の整備をしました。土が露出していた所に防草シートを敷き、その上に小石を撒きました。砂利は10kg入りの袋30袋です。結構いるんですよね。ピンク/五色の砂利で雰囲気が明るくなりました。できればもう少し小石部分を広げたいところです。
Before(左上が白いのはカメラレンズの汚れのため)
After(レンズはきれいに掃除しました)
2009年10月16日
新型ワクチン、1回接種の効果に期待感厚労省・中嶋室長
国内で生産された新型インフルエンザワクチンも、1回接種で十分な抗体価上昇が得られているようです。2回を予定していたところを1回で済ませられるのなら、単純計算で倍の人数に接種できる訳で、接種時期の前倒しの期待が出てきました。
お知らせですが、当院の季節性インフルエンザワクチン接種は予定していた本数に達したため、予約受付を終了しました。新型インフルエンザワクチン接種は、基礎疾患も持っている優先接種者に対して接種できる準備が出来ましたら、告知いたします。当院に通院されている方が対象です。
2009年10月15日
新型インフルエンザも本格的な流行期を迎えつつあります。前にも書きましたが、今問題だと思うのはインフルエンザが家族内で発生した時の濃厚接触者(家族)の謹慎措置です。企業では7日間有無を言わさず休職、学校でも兄弟の発症がわかった時点で帰宅させられたりしています。他人にうつすのはやはり症状が出て咳やくしゃみによってですから、家族にインフルエンザ発症者がいるだけで、何も症状がない者を1週間も自宅謹慎させる意味はありません。過剰防衛の最たるものです。今の措置を続けるなら、今後さらにインフルエンザが蔓延した場合、社会機能が麻痺してしまいます。こうした措置はリスクとベネフィットの兼ね合いです。1週間の隔離は感染防御の意味は薄く、社会的な影響だけが大きく、ナンセンスな施策です。大変な鳥インフルエンザが流行る流行るとWHOに植え付けられた恐怖心に支配されているんじゃないでしょうか。もう少し現実を見極めて新型インフルエンザに対して慣れなければいけないと思います。家族は症状があればすぐに休む程度が妥当な処置だと思います。また厚労省や文部科学省もきちんとした指針を早く出してほしいものです。
医院の水道は直りました。外部から引き込む場所で漏れていたようです。深い場所でしたので、わかりにくく工事も大変だったようです。やれやれ。
2009年10月13日
当院の水道は2系統に分かれていて、昨日からスタッフ側の水道が使えなくて困っています。メーターだけががんがん回っているので、どこかで漏れているようなのですが、色々掘り返してもなかなか場所が特定できません。コンクリートで覆ってある所もあってアクセシビリティー最悪です。大事にならずに直ってくれれば良いのですが。
2009年10月11日
オバマ氏のノーベル平和賞受賞、ネットで「反論」続々
「私はまだ何も成し遂げていない」とでもいって受賞を辞退したらさまになったでしょうが、アフガン増兵を決めようという時に北欧人のブラックジョークきついわ。米国内の反応も冷ややか みたいです。評価の基準が訳わからないノーベル平和賞はもう廃止したらどうでしょう。
2ch名言
ポッポ「私の友愛は?」
2009年10月10日
このweb pageをデザインしてもらったtrancet の担当者から久しぶりにメールがあり、サイトのブラッシュ・アップを計画中です。院長日記のブログ化の話もあり、どうカテゴライズするか考えていたのですが、結構単純でいつも言っている事は同じです。
announcement/clinic/medicine/vaccine/no smoking/politics/global warming/computer/figure skate/culture/private/etc
大事な事は繰り返し言うという原則もありますので、まあ良しとしますが、何か内容が偏って寂しい気も...
2009年10月08日
CO2排出量90年比25%削減と簡単にいいますが、日本は90年比で2007年にはCO2排出量が9%増えているので、2007年を基準に考えれば31%削減しなければ目標は達成できません。 すでにしぼりきった雑巾からさらに水を絞り出す余地は少なく、結局排出権取引で海外から排出権を買うはめになるでしょう。ドイツ銀行の試算では京都議定書以後の13年-20年の8年間に日本は海外から10億トンもの排出量購入が必要となり、それに必要な費用は今の相場で1兆7000億円だそうです!必要な補助予算を凍結してまで捻出しようとしている額に匹敵する額です。鳩山首相の公言が海外で絶賛される訳です。こうした事実をちゃんと伝えないマスメディアの影響か、90年比25%削減に賛成の人がなんと81%などという信じられない数字が出ています。これではたとえ国滅びても国民は文句いえません。
どうして90年比なのですか?直近のデータ比ではだめですか?さらにGDP比人口比の方が合理性がありませんか?納得できない事だらけです。「民主主義のため」「平和のため」「地球環境のため」逆らいがたい大義名分を掲げて自国の利益誘導は欧米の得意技。日本といえば大義名分にはからっきし弱いナイーブ国の王様です。
2009年10月07日
私も所属している日本禁煙学会が新政権に要請・政策提言 を提出しています。概要は以下のようです。
【タバコ対策の抜本的施策の要請・政策提言の概要】
(1) 至急に「受動喫煙防止法」を制定し、受動喫煙の危害から国民の健康を保護してください。
(2) 国・政府関係機関(出先・外郭機関を含む)、及び国会・議員会館の「屋内禁煙」を周知徹底し、調整してください。
(3) タバコ税・価格を順次大幅に引き上げる施策を来年度税制予算に組み入れるよう至急の対応を進めてください。
(4)「たばこ事業法」を廃止し厚生労働省等への所管替えを進めてください。
(5) 財務省の財政制度等審議会たばこ事業等分科会は即刻に廃止してください。
(6) タバコのパッケージ等に健康警告のビジュアル(画像)表示と50%以上の面積での表示などCOP3で採択されたガイドラインに沿った抜本的な施策を進めてください。
(7) 若い女性向けタバコの製造・販売・広告、及びメントール(メンソール)や果実風味等添加は禁止してください。
(8) 以上のタバコ対策の諸施策・立案について政府に政策提言・協議の窓口を設けてください。
この中で最も根本的で重要なのが(4)のタバコ行政を財務省が管轄している点です。これが諸悪の根源なのです。この点を改革して厚労省の管轄に変えられたら民主党も大したものです。アンケート には以下のように答えています。
問5 タバコ税の位置づけを財源確保から、喫煙率を下げ、健康増進をはかるための価格施策に変えます。
コメント たばこ税は国民の健康確保を目的とする税に改めるべきであり、その際には国民に分かりやすい仕組みにすることが必要だと考えています。
民主党は、たばこ税については財源確保の目的で規定されている現行の「たばこ事業法」を廃止して、健康増進目的の法律を新たに創設します。「たばこ規制枠組み条約」の締約国として、かねてから国際約束として求められている喫煙率を下げるための価格政策の一環として税を位置付けます。
この言葉をよく覚えておきましょう。自民党に至ってはアンケートに回答なしで論外です。こうしたところにも既得権益に毒された長期政権のだめぶりが伺えます。
2009年10月06日
2016年のオリンピック招致に東京が敗れても、巷ではあまり残念がる声が聞こえないところを見ると、国民の間に期待感が少ないというIOCの指摘もあながちはずれてはいなかったかもしれません。そもそも今更「環境」をキーワードにしても弱いと思います(発想がステレオタイプで貧困)。「日立は地球のためには何でもします」などと聞くと、日立さん頭大丈夫ですか?そんなこといってるから巨額赤字を垂れ流すんですよと考えてしまいます。人間が地球環境をどうこうできるなんて発想がそもそも傲慢です。等々、オリンピック招致失敗を見るまでもなく、世の中には「エコ」や「環境」なんてもうウンザリという人は結構いるんじゃないでしょうか。
2009年10月05日
テレビや新聞には新型インフルエンザワクチン接種についての情報が出ていますが、当院に具体的な話はまだ何もありません。 薬品の納入はどこを通じてどういう価格で入るのかなども不明です。
気になっていたニュース、1歳以下でもインフルエンザワクチン0.25mlの接種で十分な抗体上昇が得られる 点ですが、現在の1歳以下0.1mlという接種量は副反応が強かった昔の全粒子型(ウイルス粒子全体を使用しました)インフルエンザワクチンを使用していた時代に決められたもので、現在の製法でのワクチンに当てはめる合理的な根拠はありません。以下の異常に細かな接種量設定も単純に体重換算で決めちゃったみたいです。
1歳未満 0.1ml
1-5歳 0.2ml
6-12歳 0.3ml
13歳以上 0.5ml
米国では6ヶ月-2歳児で0.25mlまたは0.5ml、3歳以上では成人と同じ0.5mlです。1歳以下でも十分な量のワクチンを接種すれば予防効果があるのなら、1歳以下は両親に接種などという中途半端な措置ではなく、直接赤ちゃんに接種すれば良いことです。
0 歳児及び 1 歳児におけるインフルエンザワクチン接種後の
血清抗体価の推移と接種量に関する検討
以前から小児科医の間では、日本の乳児に対するインフルエンザワクチン接種量が少なすぎると批判があったようです。
2009年10月04日
今日は山梨唯一のショッピングモールへ出かけました。そこのおもちゃ屋さんで子供が買った「ペンギンの問題プレート」 にすごく珍しいものが入っていました。
ご覧の通りずれているんです!子供はたくさんのペンモンプレートを持っていますが、これは初めてお目にかかります。かなりレアなんじゃないでしょうか。しかも、ベッカム君が持っているのがハンバーガーではなくてジュースなんです(これもレア)。さらによく見ると表と裏が通常と上下さかさまです。ちなみに下が通常のペンモンプレートの図柄です。まだ出てくるのを期待してさらに2袋買いましたが、それらには入っていませんでした(残念)。
2009年10月03日
北極海海氷 2009/10/01
北極海海氷 2008/10/01
北極海海氷 2007/10/01
2009年、2008年、2007年の10月1日の北極海の海氷状態を並べてみました。こうしてみるとここ3年の海氷の顕著な回復ぶりがよくわかります。海氷の回復を伝えるのではなく、今頃になって2007年は海氷面積が最小になったなどと報道しているNHKは偏向報道の最たるものです。
雑誌Newton 11月号にも太陽活動の異常低下の記事が載っていました。こちらのWIRED VISIONの記事 も参考になります。ここ70年間は例外的に太陽活動が活発な時期だったのが、反転する可能性が高いようです。ここ70年というと地球気温の穏やかな上昇時期と重なります。太陽活動と地球温度については諸説あるようですが、過去のデータは両者の強い相関を示しています。流行の(ヒステリー状態の)人為的地球温暖化説という真偽のわからない説を妄信すると馬鹿をみることになるでしょう(民主党政権下の日本)。
2009年10月02日
このにこにこしているおじさんは誰かというと、三鷹光器の会長さんです。三鷹光器 といってもご存知の方は少ないでしょう。古くは望遠鏡メーカーでしたが、今は医療機器や様々な産業機器も作っています。天文ファンには憧れのメーカーで、特にフォーク型の望遠鏡はかっこよくて欲しかったものです。カタログを見ると、三鷹光器は良く見えるだけでなく見た目が美しい望遠鏡作りを目指していますと書いてあって、当時なるほどとうなったものです。採用試験も会社経営もかなりユニークみたいです。東洋経済のインタビュー記事 が目についてなつかしくなった次第でした。
中村義一その1【全4回】アイデアは考えるな見て覚えたもので発想せよ
中村義一その2【全4回】失敗を恐れ挑戦しない人は時間を損している
中村義一その4【全4回】アイデアを生む中小企業と考えなくなった大企業
2009年10月01日
昨日は午後の休診時間を利用して診察室のパソコンのOSをSnow Leopardにversion upしようとしたのですが、HDがTime Machineに使われているのでインストールできないとアラートが出て出来ません。調べてみると 過去にTime Machineに使ったボリュームにインストールする場合には、HDのルートディレクトリーにある「Backups.backupdb」フォルダを削除しないとインストールできないとのこと。このHDDは確かに以前Back upに使っていて、見るとルートに「Backups.backupdb」フォルダが残っていました。これを削除すると、インストール可能になりました。しかし、順調にインストールは進んだものの、最後になってどうしてもインストールが終了しません。ログを見るといくつかエラーがあり、最後に"Reaping previous system"が出たままです。HDの接続音は聞こえるのですが、いつまでたっても終わる気配がありません。1時間待っても終わらないため、やむを得ずインストールを中断し、再起動しました。予想通りインストールしたシステムは認識されません。そこで、Time Machineを使って 昨日の午前11時30分のシステムに復旧させました。15分くらいで何もなかったかのように古いシステムが復旧しました!初めて使ったTime Machineの威力に感激でした。最初にインストールできなかったのもTime Machineのためではあり、Time Machine悲喜交々の半日でした。インストール失敗の原因はわかりませんが、やはりOSは新規インストールがベストのようです。データ移行は「移行アシスタント」という優れたユーティリティーにまかせればいいことですし。
2009年9月30日
栃木での学会の折、おみやげに饅頭を買い求めた。そのおいしさに驚いた。朝日屋本店 の「きんとんまんじゅう」である。説明を読むと、明治30年創業とある。老舗である。白いんげん豆を煮こんだ餡を薄い皮で包んでいる。餡はほのかに甘く、後味が残ることがない。餡と皮のバランスも絶妙だ。うまくても小さすぎると物足りないものだが、大きさもちょうど良い。地方に出かけて、こういう味に出会うと、日本も捨てたものではないと思う(今日は車中の雑誌トランヴェールで読んだ伊集院静のエッセイ風に)。
2009年9月29日
平成の徳政令をふりかざす亀おおあばれが目立ちますが、真に恐ろしいのは友愛に敷き詰められた地獄への道です。
温室効果ガス「25%削減」というポピュリズム
池田信夫氏は時に筆がすべりますが、環境政策については首尾一貫していて正しいと思います。
2009年9月28日
若い女性の間で拡がっている子宮頸癌のワクチンがようやく承認される見通しです。 子宮頸癌で年間3500人が亡くなり、そのうち70%は性感染症であるパピローマウイルス感染が原因です。ワクチン接種をしておけばパピローマウイルス感染が防げ、子宮頸癌はぐんと減ります。子宮頸癌が「予防できる癌」といわれる所以です。ワクチンはパピローマウイルスに感染する前に打たなければ意味がないので、初交前の中学から高校が適当な接種時期です。今回承認されるのはグラクソ・スミスクラインの「サーバリックス」です。メルクの「ガーダシル」も現在承認申請中です。欧米ではすでに公費負担で広く行われています。 日本ではまず例によって自費で始めることになるでしょう。
(米FDAはサーバリックスの承認を延期した との気になるニュースが入ってきました。9/30追記)
2009年9月26日
「季節性」ワクチン増量で乳幼児も効果改善
1歳までは免疫が付き難いといわれていたインフルエンザワクチンですが、これが事実なら単に量が足りなかったということになります。他のワクチンは0.5ml注射して免疫が出来ている訳ですから、インフルエンザワクチンでも十分量接種すれば免疫ができておかしくはありません。日本の乳幼児に対するごく微量のインフルエンザワクチン接種量がどうやって決められたか知りたいところです。ワクチンに限らず、日本と外国では薬剤投与量の差が大きく、2倍くらいの差は当たり前です。十分量体内に入って初めて効果を発揮する薬も多く、薬剤服用量は再考する価値がありそうです。キノロンといわれる抗菌薬は最近のものは高用量1日1回投与が普通です。この方が効果が高く、耐性菌の出現も抑えられるからです。
池田信夫氏の民主党の環境政策に対する評価がなかなか出て来ないなと思っていたらようやく出てきました。
支離滅裂な「鳩山イニシアティブ」
排出権取引より環境税の方が優れていること。25%削減を公けでいっちゃった鳩ポッポを他国がそろって賞賛する意味など書かれています。たとえ地球はもう寒冷化に向かっているのが真実だとしても、もう世界は政治経済的にそういう方向に向かっているのだから、人為的地球温暖化は嘘だった、実は寒冷化は始まっているなどと流れに棹さすようなことを今更いってもはじまらないと主張する人もいます。しかし私にはこの地球的欺瞞はこの上なく不愉快で到底許せません。科学者たる者、知的誠実さを失ったら終わりですから。
2009年9月25日
FTPソフトはCyberduck を使っていました。Snow Leopard用のベータ版が開発されてはいるものの、なかなか安定性とスピードが改善しません(最新の3.3b3は私の10.6.1環境では動きません。3.3b2は動くのに何故?)。webで調べていて、Firefox用のaddonソフトのFireFTP の存在を知り、インストールしてみました。Windows likeなインターフェイスが少し気になりますが、慣れれば使い易く、スピードや安定性も良いようです。しばらくこちらを使ってみて、OKならOSもようやく10.6にアップできますが...ちなみにこのFirefox用のaddonソフトは拡張子xpiで提供されていて、最初解凍の方法がわからず困りましたが、Firefoxのツール>アドオン>拡張機能にドラッグドロップでインストールできました。単にFirefoxでファイルを開けるか、ウインドウにドラッグドロップしても良いようです。
今気がつきましたが、ファイルの削除やパーミッション変更ができないなど、FTPソフトとしてはまだまだ機能不足ではありますね。
その後help を読んでわかりました。ファイルのリネーム、削除、パーミッション変更は当該ファイルの右クリックでメニューが現れます!今後のversionではわかり易くツールバーにボタンを作るとのこと。
helpの中の"What does Abort do?"で何やら作者は冗談かましています。愛用しているメールソフトのGyazMail のツールバーにはDogcowというボタン があって、クリックするとMoof!と何ともいえない声を出してくれます。
2009年9月23日
シルバーウィーク最後の日は子供の誕生日の約束だった映画「デュエル・マスターズ/ペンギンの問題」を見てきました。ペンギンは結構好きな漫画なのですが、映画ではどうも前座だったようで30分程で終わり、後半はデュエル・マスターズです。何やらすごい戦いがあり、最後は主人公切札勝舞(すごい名前)が勝つんですが、切札勝舞の主張は「一度デュエマしたら後は仲間」です。友愛は子供漫画には多いテーマです。考えてみればこの種のテーゼはかなり単純で、単純なほど有効なようです。最強の神に始まり、家族、仲間、愛など実態はよくわからないけれど言われると逆らい難いのが特徴です。最近では地球環境とかエコでしょう。子供の間の友愛なら無害ですが、国家間の抜き差しならぬ交渉をするはずの政治家が友愛とかいっている国は大丈夫なんでしょうか。90年比温暖化ガス25%削減などという荒唐無稽な約束を国際舞台でしてしまって、まぁ大変勇気あることです(馬鹿としか思えません)。どうせドラスチックな変化を欲するなら、まずタバコ税を2−3倍にして財源確保をしたら、少しは民主党も評価しますが、どうも合理的なそうした判断はできないみたいです。
2009年9月20日
今年度の北極海海氷面積も底を打って増加に転じたようです。2007年度、2008年度と比べると順調な回復振りです。この情報を提供してくれているInternational Arctic Research もJAXAの部門ですから、今後が心配です。オーロラ研究の権威赤祖父俊一先生は、行き過ぎた日本の環境政策が欧米では"Green Harakiri"といわれて嗤われていると警告していました。鳩ポッポはいよいよ腹切りを実行するつもり のようです。嗚呼。
2009年9月17日
本日からインフルエンザワクチンの予約受付を開始しました。 ただし、これは従来の季節性インフルエンザワクチンです。今流行っている新型インフルエンザには効果はありません。新型インフルエンザワクチン接種についてはまだ具体的なことは何も決まっていません。わかり次第お知らせします。
2009年9月16日
フィギュアスケートのジュニアグランプリシリーズ第3戦、ポーランド大会、男子羽生結弦君優勝、女子村上佳菜子ちゃん優勝、ペア高橋・トラン組優勝!以下が表彰式の「君が代」×3です!
2009年9月15日
自民党大敗の戦犯のように言われている麻生首相ですが、政策的に特に間違いはなかったと思います。自民党大敗の元を作ったのは何といっても小泉でしょう。特に医療分野は小泉登場以来削りに削られて医療経営環境は大変厳しく、今年1-8月の病院・開業医の倒産数は昨年の倍の40件に達しました。医師も今回は民主党に投票した人の方が多かったみたいです。先進国中最低レベルの医療費はもう少し上げて欲しいですが、民主党の外交、環境政策はまさに日本破滅への道です。行政組織の整理は必要かもしれませんが、本当に必要な部門まで削りそうで恐ろしいです。H2Bロケッチ打ち上げを成功させたJAXAまで整理検討対象に入っているというから驚きを通り越して、あいた口が塞がりません。9年連続200安打のイチローのすごさはわかり易いし感情移入もしやすいけれど、HTVを宇宙空間に運ぶ技術もすごいと思います。
2009年9月14日
EU、民主の「温室ガス25%削減」絶賛
鳩ポッポはEUに絶賛されて喜んでいるのでしょうか。温暖化ガス排出権取引も推進すると民主党幹部は言っているので、ますますEUの思うつぼです。これで環境相に福島瑞穂なんかなったら目も当てられない惨状になるでしょう。
「90年比25%」より「05年比30%」 CO2削減基準年 民主目標に異論
こういう頭がまともな人の意見が通ってほしいものですが、どうなることやら。
近くの山梨北中では新たなインフルエンザ感染があったとかで、9/18(金)まで休校、つまりシルバー連休まで入れると9/12-9/23の何と12連休が出現しました!!しかも、なんとその間外出禁止です!そんなことできる訳ないやろー>教育委員会。新型インフルエンザってそんなに怖い病気ですか?むしろ受験を控えた我が娘など今のうちに罹っておいて欲しいくらいです。感染させるのは発症マイナス1日からといわれていましたが、沖縄の疫学調査では発症してからであることが明らかになっています。咳やくしゃみでうつるのですから当然のことです。症状も出ていない生徒の自由を拘束したり、教育の機会を奪うのは学校とてできないはずです。過剰反応もいいかげんにしてください。米国では基本的に学級閉鎖も学校閉鎖もありません。
考えてみれば、地球温暖化と鳥インフルエンザは国連の主導する2大イベントです。共通点は些細な事実を拡大解釈して恐怖を煽ること。そして騒動で利益を得るものがいることです。前者はEUの温暖化ビジネスにつながり、後者はワクチンメーカーとつながります。厚労省がワクチン輸入を検討しているメーカーに、今までワクチンを製造したこともないスイスのメーカーが入っていて驚いたのは私だけでしょうか。
2009年9月11日
H2Bロケットの打ち上げが成功しました!H2Aのメインエンジンを2基束ねただけあって、すごい轟音と閃光ですね!一度打ち上げを実物で見てみたいものです。
近くの山梨北中で新型インフルエンザの集団発生があり、9/16(水)まで休校措置がとられました。週末に予定されていた学園祭も延期です。まあ、やむを得ない措置だと思います。今問題になっているのが家族など濃厚接触者への学校や企業の対応です。極端な場合では1週間休職が求められています。1週間まるまる休まなければならないのは社会的な影響が大きく、今後インフルエンザが蔓延した時にもこの措置が続けられるとはとうてい思えません。また兄弟がいる場合も、兄弟の感染が判明した時点で生徒は強制的に学校から帰されてしまうようですが、教育の機会を奪うこの処置はどうでしょうか。疫学的には他人への感染は症状が出てからといわれていますので、症状が出ていない濃厚接触者を無闇に隔離する必要はありません。家族が感染しただけで1週間も子供を学校へ行かせないのは明らかに過剰防衛です。教育委員会や企業の経営者はもう少し冷静になって欲しいものです。(午後追記)
2009年9月10日
父の使っているワープロが壊れてしまい、預かって修理していました。結局ハード的な故障ではなくシステムのフロッッピーディスクが壊れていて、保存してあった違うコピーで使えるようなりました。一時は買い替えも考え、オークションで件のワープロ(OASYS30AFIII)を探してみたのですが、なんせ20年近く前の古い機種なのでそうそう出てはきません。使えるフロッピーもHDはだめでDDだけなんです。初めて知りましたがDDはもう新品では販売されていないんですね。結局DDのフロッピーディスクもオークションで10枚セットを購入しました。この時検索していたらAppleの古いFDが出ていて、つい落札してしまいました。レインボーのアップルマークが懐かしいです。これはコレクションにはせずに、父のワープロのシステムをコピーして現役で使ってもらうつもりです。
2009年9月08日
サッカーのことですけど、全日本の練習試合への招集を怪我を理由に断った森本とか、オランダ戦でいいとこなかった本田とか勘違い組ですね。森本の所属するコルシカ島のカターニャってヴァンフォーレクラスではないですか?そんなとこで活躍して?エライんですか。本田は大口たたく前に日本代表として実績残しなさい。フリーキック前に、ニヤニヤしている顔見て、こいつはだめだなと感じました。
2009年9月07日
温室ガス25%減、鳩山代表が明言
民主党政権の最も心配な点のひとつが環境政策です。経済界からは「省エネの進んだ日本には過大な負担。経済に悪影響を及ぼす」と強い反発が出ているそうです。反発が出たところで有益なことなら断行すべきですが、日本だけが1990年比25%温室効果ガスを減少させたところで、地球環境には何の影響もありません。麻生首相は6月、「2005年比15%減(90年比8%減)」を表明していたそうです。こちらの方が100倍賢い政策です。2005年比がミソです。温暖化ガス出しまくっていた東欧が統合された直後の1990年を基準にもってこられたら欧州の思うつぼです。民主党のぼけ頭ではIPCCのいう通り減らせばいいと考えているのでしょうが、そもそも肝心の地球はもう冷える方向に向かっていますよ。
鳩ポッポがIPCC議長に褒められています。 亡国宰相の道まっしぐらですね。
2009年9月04日
今日は患者さんからインフルエンザやワクチンのことを聞かれる事が多い一日でした。新型インフルエンザによる死亡も10名となり、身近にも発症者が出てきて心配されるのもよくわかります。しかし、ここ2週間毎週15万人が感染して重症者がこの程度ですので、けっして毒性が強いインフルエンザとはいえません。大多数の方は季節性のインフルエンザと同様な経過で治癒します。ワクチンも一大関心事ですが、まず季節性ワクチンと新型ワクチンはまったく別物です。毎年行っている季節性ワクチンは、今年は設備を新型にまわす都合で供給量は例年の7-8割だろうといわれています。新型ワクチンは誰に、どの程度の数、どういう形で接種するのか現在確定した情報はありません。もう少しすれば具体的な姿も見えてくると思います。しかし、新型ワクチンは何といっても初物ですので、効果予測、副反応の予測も難しいところがあります。新型インフルエンザは罹患してしまったら早めに抗インフルエンザ薬を服用することが現在最も確かな治療法です。
2009年9月03日
太陽も8月の無黒点記録は避けたいと思ったか、31日に小さな黒点が出現しました。7月11日から続いていた無黒点記録は51日間 で終わりました。しかし出たといっても、ほんのケシカス 、いやケシ粒程で、F10.7値も68-69と極めて小さい数字。本格的な太陽活動復活まだ遠しといった感じです。
2009年8月30日
念願の輪行をということで、自転車を車に積んで河口湖へ行ってきました。オルゴール博物館前の駐車場から出発し、左回りに河口湖北岸を西に行き、南岸の勝山道の駅がゴールです。今日は暑くなく寒くなく、心配した雨も降らず、絶好のサイクリング日和でした。2/3周程で12-3kmでしょうか、40分程で道の駅に着きました。道の駅のCafe IL BACCOで食べたサンドイッチの大きくて美味しかったこと!
帰りには毎年8月中だけ公開されている河口湖自動車博物館飛行館 にも立ち寄って、復元された零戦を見てきました。零戦は意外に大きい印象を受けました。21型と52型の2機展示されています。一式陸攻の尾部もありました。
元気にオルゴール館を出発
半島部のトンネル前で
ゴール前にちょっと休憩
赤い目のついた飛行機
2009年8月25日
今日保健所の方がインフルエンザのPCR検査用の試薬の入ったスピッツを持って来られました。新型インフルエンザ流行が始まった5月頃は疑わしい症例は全例PCR検査を行っていましたが、今は集団発生が疑われる場合(同一施設で1週間内に2例以上の発症)のみPCR検査を行っています。集団発生のサーベイが目的で、個人が新型に感染したかどうかの確定は目的ではありません。もっとも、7月以降A型インフルエンザの97%は新型だった と感染症研究所も発表していますので、今簡易キットでA型と判定された場合はほぼ新型インフルエンザと考えて良いと思います。
2009年8月24日
明日黒点が出ないと、この春記録した無黒点日数44日間の記録更新です。 太陽活動の低迷もボルトなみの記録ラッシュになりそうです。
北極の海氷面積も今年はほぼ2005年レベルです。2007年が底で、2008年2009年と順調に回復していますね。
2009年8月23日
昨日はNHK杯のチケット発売日だったのですが、残念ながらとれませんでした。ほとんど秒殺で、そもそも一般発売分があったのか疑問とのブログ書き込みも見かけました。今年は男女フリーが同一日開催、しかも復活高橋登場とあって、人気も沸騰です。もともと長野ビッグハットは座席数が少なく、チケットを取るのが難しいです。代々木のGFも大変そうですね。何とか策を考えないと...
2009年8月20日
いよいよ夏休みも終わり近く、この時期来られた小学生の親子に自由研究はなどと夏休みの宿題に話題を振ると、親子共顔色が変わります(笑)。うちも例外ではなく、親子共で今自由研究に取り組んでいます。今年のテーマは「蟻」みたいです。自由研究が明かす驚愕の真実となるかどうか(笑)。私はどちらかというと工作担当で自由研究からは距離を置いています。工作は結構満足の出来でした。子供の工作だろうというツッコミはなしですよ。
2009年8月17日
国旗を切り刻んで民主党旗作っちゃだめでしょう>民主党。
鳩山代表「われわれの神聖なマークなので、きちんと作られなければいけなかった」などと釈明??
この釈明も何だか変。民主党のマークが神聖ではなくて、国旗を切るのは国家を攻撃する象徴的行為なのですよ。デモでは必ず国旗を燃やすでしょう。鳩山さん。民主党のへんてこなマークを国旗をくっつけて作るのなら、いびつな日本国旗の上に中国か北朝鮮の国旗でもくっつけたらどうでしょう。外国人参政権も前向きにとかいってるし、この政党は危険ですね。
2009年8月14日
河口湖北東岸にある久保田一竹美術館 に行ってきました。久保田一竹は辻が花染めという江戸時代の初期に消失した着物の染め方を復活させた方です。辻が花染めの着物は初めて見ましたが、何とも複雑で幽玄です。美術館は造りも大変ユニークで、インドと沖縄とガウディと日本庭園が融合したような不思議な空間です。少し奥まった森の中にあり河口湖畔の喧噪から離れて静かなひと時が過ごせます。グエル公園風なオープンテラスでいただくピッツァやコーヒーも乙でした。美術館を出てから急に降り出した驟雨の中、河口湖を1周して帰途につきました。帰宅後HPを見て驚いたことに、久保田一竹の母親の実家は当院のごく近くの清白寺でした。
2009年8月13日
文部科学時報 8月号に浅田選手のインタビュー が載っています。そういえば、浅田真央は石川遼と並んで文部科学省認定の「理想の子供」でした(笑)。
2009年8月12日
台風9号は思わぬ大きな被害をもたらしました。予想に反して今年の冷夏がはっきりしてきて、米の凶作が心配され始めました。今年に近いといわれている1993年は梅雨明けがなく秋に入った年で、記録的な米の凶作からタイ米の輸入が行われました。スーパーなどでタイ米と日本米の抱き合わせ販売が行われたのを覚えています。
太陽黒点はついにこの30日間1個も観測されていません。 太陽活動の低迷も本格的になってきました。
2009年8月08日
月に1回行っている大阪にある漢方専門医院「慈温堂遠田医院」のHP がリニューアルされました。診療時間も変更があります。大阪方面の方はどうぞ御来院ください。
2009年8月07日
フジテレビ「キッズすぽると!」で放送された、広島県在住のフィギュアスケート姉妹(5歳と6歳)が、憧れの浅田真央に会いに行くという企画の映像だそうです。
子供の良さ、浅田姉妹の良さが出た微笑ましい映像です。
2009年7月31日
国内の新型インフルエンザの感染者数がここへきて爆発的に増えています。すでに厚労省は全数把握は諦めて、集団発生のサーベイだけに切り替えていますので、最近の正確な数字はわかりませんが、7/6-7/12 877人、7/13-7/19 1502人、1週間の新規感染者数としては5月に大騒ぎした頃と比較にならない多さです。最近院内感染も報告されました。今は夏休みに入ってその後の傾向がどうなったか気になるところです。季節性インフルエンザとほとんど差のないインフルエンザとされていますが、まだまだわからない部分もあります。新型インフルエンザ流行の動向にももう少し注意を払う必要があります。
2009年7月28日
先日高速道路に乗る機会がありましたが、プリウスを本当によく見かけました。プリウス、プリウスまたプリウスてな感じでした。巨大なバックオーダーをかかえて、今注文しても納車は9ヶ月後だそうです!自動車メーカーはいまや「エコ」しか訴求要因はないみたいで、実際プリウスは減税も追い風に売れに売れている訳ですが、1000円高速に乗りながら何か違和感を覚えました。本当にエコロジー重視するなら、車なんぞ買わないことが一番。エコを名目に政府が財政出動までして車を買わせ、同じく税金使ってばんばん高速道路を走らせている現状は、いったい何なんでしょう。エコエコ騒動にはもううんざり。こんな事言っている私も初代プリウスには乗っていたんですがね...
2009年7月24日
皆既日食ではコロナの大きさがどうかに関心がありましたが、撮られた写真を見るとやはり小さい印象です。プロミネンス(紅炎)もまったく見えていません。それもそのはず、7月7日頃には比較的大きな黒点群(第1024黒点群)が見えていましたが、その後また消失して、未だに現れていません。 太陽活動の低迷は長期化するのではないでしょうか。
2009年7月23日
自分は何のためにこの世に生まれてきたのか、人生の意味は何なのか、果ては宇宙に意志はあるのか、などといったそれこそ宗教しか答えられないような根源的な大問題が気になって、日々の仕事が虚しく思えてしまう人がいるんですね。誰しも思春期にはこうした問いを真剣に考える時期もあるものですが、普通大人になったら恋人を追いかけたり仕事に没頭したりで、そんな問いは忘れてしまうものです。それに、こうした答えのない問題は"避けて通る"のが大人の知恵というものです。晩年のフロイトが人生にとって大切なのはと聞かれた時、"lieben und arbeiten"と答えたとは有名な話ですが、私流に解釈すれば、家族を愛し一生懸命仕事をするなかでおのずと人生の意味もわかってくるという意味ではないでしょうか。真正面から人生とは何ぞやといくら考えても、答えはするりとすり抜けてしまいます。ちょうど不眠症の患者が眠りを意識している限りは眠れないようなものです。今日は人生についてでした(笑)。
2009年7月21日
1年に一回禁煙治療の報告をすることになっており、昨年7月から今年6月までのデータをまとめてみました。禁煙治療の総数は50例。昨年が24例でしたから、2倍以上増えたことになります。気になる成功率は74%でした。細かく見ると3ヶ月間5回の診察を最後まで終了した方が20名。この20名は全員禁煙に成功していました。一方、最後まで診察を完遂できずに終わった方が30名、そのうち一応最後の来院時まで禁煙できていた方が17名でした。74%はこの両者を合わせた数字です。最後まで終わらなかった方には、禁煙に成功してもう大丈夫と思い来院されなかった方もいますし、嘔気などの副作用で服薬不可能となって断念した方、服薬しても禁煙できず中止した方が含まれています。全体的には良い治療成績ではないかと思います。総数50例は予想以上に多かったですね。
2009年7月20日
ゴルフはしませんが、昨晩は夜遅くまで全英オープンにつきあってしまいました。Tom Watson本当に残念でした。初日webの速報版を最初に見た時はあのTom Watsonがと目を疑いました。しかしクリックしたら1949年生まれと記載してあるじゃないですか。59歳にしてもう一歩でメジャー優勝とは本当に大したものです。しかし、勝たせたかったなー。解説の青木は涙声でした。
2009年7月15日
"秘密の中庭"と称している、診察室奥の中庭のコニファーが繁茂してすごいことになっています。コニファー類は結構大きくなりますね。場所が合っているのか大変な成長で、3年前自動灌水装置も苦労して作った んですが、今はそんな必要はまったくなさそうです。まず剪定は必要ですが、その上何か改造を付すか、どうしたものかと考えています。
2009年7月13日
東京都議選は民主圧勝だったそうで、何だか小泉自民圧勝を思い出しました。マスメディアはそろって麻生おろし民主アゲの傾向でしたから、東京都議選も予想できた結果です。私自身はなぜかマスメディアの風向きと逆の方をいつも支持するんです。いよいよせまってきた国政選挙、民主党が政権をとったとしても長続きはしないでしょう。民主党政権の被害が最小限であることを祈るだけです。
日本禁煙学会がJR東海にN700車両の完全禁煙化を改めて要望しています。
N700系の車両の喫煙室を廃止し完全禁煙を求める要望書
N700系においても喫煙室のある車両(3,7,10,15号車)とその両隣の車両は粉塵濃度が高く、実質禁煙車両といえるのはわずか4両となり、現行の700系(名目上の禁煙車は12両、本当の禁煙車は7両)よりさらに悪化している。
完全禁煙の航空機と比較して料金が50%高く、時間が倍かかり、しかも臭くて危険な乗り物をいつまでも放置しているのは大きな問題です。
私はいつも喫煙車両から2両以上離れた禁煙車両に乗車しています。
2009年7月09日
ついに「Google OS」の登場です。 内部的にはLinux、アプリケーションはChrome上で走るようです。NetBookのコンセプトにはぴったりの構成です(安価なNetBookに高価なWindowsは合いません)。いよいよMicrosoft freeの世界が開けてくるかと思うとワクワクしますね。Googleが第2のMSになるって?そんな悪夢はなしですよ(笑)。ある程度寡占状態になったとしても、パクリ恐喝体力勝負で勝ってきたMicrosoftと、常に新しいものに挑戦していくGoogleとは企業文化が違うと思うんです。元をただせば、大したコンピュータの才能もないくせに、性格の悪さと、それに付随した商才のみでのし上がってきたMicrosoftビル・ゲイツという人物と(いまさら慈善事業したって遅いよ)、画期的な検索エンジンを開発したGoogleラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンという創始者の差異が全てだと思います。
夜中に書いた原稿では、Googleの創始者がマイケル・ペリンという何だかアナグラムみたいな名前になっていましたので修正しました。マイケル・ペリンはモンティー・パイソンのメンバーの一人でした(笑)。(15:27追記)
2009年7月07日
漢方の雑誌に投稿するため、掌蹠膿疱症の治療についてまとめてみました。当院開院以来5年間に診た掌蹠膿疱症の患者さんの数は61例。治療効果の程度はやや軽快から完治まで様々ですが、83.6%で効果が認められていました。治療期間はかなり長い傾向がありました。掌蹠膿疱症は簡単にいえばしつこい病気です。しかし、病気以上にしつこく治療にあたれば治ります。あまりに早く治療を諦めないことが肝要です。
アトピー性皮膚炎でよく経験することですが、多少症状が悪化しようが親が辛抱強く子供に漢方の服薬を続けさせると、いつの間にかアトピーは出なくなっています。あたかも病気が根負けしたかのようです。掌蹠膿疱症にもこれはあたります。
掌蹠膿疱症の治療については、雑誌に掲載されたら、webにも公開します。
2009年7月06日
ローマのレストラン、日本人観光客への「ぼったくり」で閉鎖
ランチで約700ユーロ(約9万4000円)請求には空いた口が塞がりませんね。しかも150年近く続いた老舗レストランというからまた驚きです。事情通によれば、この日本人カップルには着席後もメニューを持ってこず、やがて英語を話す親切気なウェイターがやってきて、注文はお任せくださいみたいなことで、注文内容も確認できないまま食事したらしいです。このレストランは日本人相手にずっとこんな事をしていたのでしょう。今回は金額が金額だけに被害者は泣き寝入りもできず、警察に駆け込んだ訳です。だからイタリアは...だから日本人は...いろいろと教訓は引き出せる事件ですが、とにかく悪いのはこのローマのレストラン です。
2009年7月03日
日本生命のCMに真央ちゃん登場です。
小学生から中学生、高校生、そして大学生の現在と、どの時代にも共通しているのは、真央選手の表情の素晴らしさ。何よりも常にフィギュアスケートを楽しんでいることが、画面からも伝わってきます。これらのことが、彼女が老若男女を問わず幅広い層から愛され、応援されている理由ではないでしょうか。
一方で、確実に変化しているのはその技術力、そして表現力。CM本篇でも、前半に小学生のころのジャンプ、後半に現在のジャンプのシーンがそれぞれ登場しますが、その成長ぶりはたとえフィギュアスケートに詳しくない方でも、一目でおわかりいただけると思います。
小さな真央が楽しそうにいい表情で滑っていますね。後半の3Aはやはりすごいです。
2009年7月01日
当院で禁煙治療を始めてからもう3年になります。当初はニコチンパッチを用いた禁煙治療しかできず、成功率がもうひとつの感があったのですが、1年前から経口薬を使えるようになってから、成功率がぐんと上がりました。患者さんも思ったより楽に禁煙できているようです。経口薬(商品名チャンピックス)メーカーのMRが昨日いうには、当院はコンスタントに禁煙治療の方が来ていて、マーケッティング的に何故なのか理由を知りたいんだそうです。別に特殊なことをしている訳ではなく、情熱を持って治療に取り組んでいるからではないですかといっておきましたが...
鉄道会社の禁煙対策も着々と進んできています。JR西日本では6月1日からホーム、列車とも大幅に禁煙化に踏み切っています。 情けないのはJR東海です。新幹線のホームには分離が不十分な喫煙場所があり、近くを通っただけで臭います。何より日本の顔ともいえる東海道新幹線にまだ喫煙車両が残っているのは先進国として大変恥ずかしいことだと思います(日本はタバコでは完全に後進国です)。
2009年6月26日
浅田選手の今期の曲目が発表されました。 ショートはハチャトゥリアン「仮面舞踏会」、フリーはラフマニノフの前奏曲「鐘」だそうです。ラフマニノフの「鐘」は初めて聞きましたが、なかなか暗くて重厚な曲ですね。この難曲をタラー真央コンビがどう料理するか楽しみです。引き続き使うことになった「仮面舞踏会」は前季とは違う楽しげな部分を使うそうです。新しいプログラムのお披露目となる10月3日のジャパンオープンは一気に人気が高まりそうですね。
2009年6月23日
厚労省から新型インフルエンザの新しい診療指針が発表されたり、脳死に関する法律が衆議院を通過したり、医療に関するニュースでコメントしたいトピックはありますが、それはまた後ほど。今日はだいぶ暑くなって、患者さんに「ここは涼しくていいですね」なんていわれます(嫌味ではなく素直な感想だと思います)。診察室は私の好みでつい冷やしてしまうんですが、体感温度は人様々で、どうもいっしょに働く女性スタッフには寒いみたいです。女性は皮下脂肪が多いのになぜか冷え易いんですね。発熱組織である筋肉量が少ないからでしょうか。昨年エアコンのコントローラーを診察室にもつけてもらったので、大事なエアコン・コントロール権は院長が握っているのですが、スタッフのことも考えてあまりがんがん冷やしてはいけませんね。
2009年6月21日
今日は人生最悪の日のひとつとして記憶に残るだろう日でした。子供のリクエストで、幕張メッセで行われた「次世代ワールドホビーフェア」に行ってきたのですが、9時半に着いた頃にはすでに待ち時間150分!しかしせっかく来たんだし、子供も満足しないだろうしということで、ともかく並びはしたものの列はいったいどこで折り返すのか、見当もつきません。そのうち雨も降り出したのに傘を持っていない!見かねて傘を貸してくれた後ろに並んでいたお母さんありがとうございました。がんばって折り返し点までは行ったものの、結局辛抱たまらず撤退しました。その後も、雨は増す増す激しくなり、既に親子して全身ずぶぬれ。何とか駅まで引き返し、傘を調達。その後、昼過ぎに再度トライし、特別販売会場でない方にはすぐ入れました。しかし、中の人口密度はこれまたすさまじく、とても参加はできませんでした。子供はお目当てのグッズはゲットできず残念でしたが、記憶には残ったことでしょう。私も情報収集不足でしたが、主催者も毎年待ち時間150分を放置してはいかんでしょう。入場料を徴収するとか、入場券を抽選にするとかいくらでも方法はあると思います。あまりの待ち時間の長さに傘を貸してくれた後ろの親子も言い争いをしていましたよ。ともかく私にとって、Dooms dayでした。
2009年6月18日
弱る太陽 活動200年ぶりの低水準
これは6月3日の朝日新聞の記事です。皮肉なことにちょうどこの記事の出た6月初め頃は少し大きめの黒点群が出現して、 いよいよ活動期に入るかと思ったら、その後また太陽は黒点数ゼロに落ち込んで沈黙しています。
7月22日は日本でも皆既日食が見られます。 本来であれば、太陽の活動期で大きなコロナが見られるはずですが、今回はどうでしょうか。黒点だけでなく、太陽活動を表すあらゆる指標が落ち込んでいますから、おそらくコロナも予想以上に小さいはずです。
意味のわからないエコエコ騒動にうつつを抜かしている間に、太陽系の環境は確実に変化しています。広大な宇宙の摂理の中では、人類の活動が与える影響はよくも悪くも微々たるもの、「人類が地球を救う」など傲慢の最たるものです。
2009年6月16日
当院の建物の設計をお願いした「設計本舗」からメールをいただきました。昨年の秋から医院建築専門の設計事務所になり、名前が「設計本舗」から「設計本舗・W」になったそうです。HPもURLも変わり新しくなっています。 当院はもう開院して5年以上経ちますが、いまでも時々、家を建てるつもりなんだけど、この医院はどこで建てられたんですかと聞かれることがあります。自然素材をおもに使って建てられているので、時が経つとまた味が出てくる良い建物だと思っています。
2009年6月12日
フィギュア・スケートファンの間で評価が高い記事が日経新聞に載りました。「真央は跳ぶ」オンラインには載ってないので、全文を引用しているBlog を紹介します。昨シーズンの真央ちゃんの心境や、誰もが感じていながらマスコミは触れないことをはっきり書いているすばらしい記事です。日経新聞、購読者数増加ですね。
2009年6月06日
家で使っているHDD/DVDレコーダー(東芝RD-S301)が、頻繁にエラー(ER7061)が出るようになりました。ER7061はHDDが認識できない場合に表示されるエラーメッセージで、東芝のレコーダーではよく出るらしいです。ケーブルのゆるみが原因の場合と、HDD自体の故障の場合があるようです。すでにHDDは真央ちゃんでいっぱいですので、ケーブルのゆるみよりHDDの余裕がないせいと睨んで、web pageの情報 も参考に、思い切ってHDDの交換をしてみました。交換したのはS-ATA接続のWestern Digital製320GB 3.5" HDD(WD3200AAKS)です。初めて見るレコーダー内部はパソコンに比べ集積度が低いですね。ファンも貧弱です。
左上にHDDがあります
HDDを外してみると確かにメインのケーブルは接続が緩いです。新しいブツに装換後、緊張して電源コードを入れると、WAIT表示のままうんともすんともいいません。だめではないかという家族の冷たい視線を感じつつ、なにやらやっているうちにようやく画面が表示されるようになりました。HDD初期化、工場出荷時に設定を戻す、チャンネル設定で無事元に戻りました。今のところエラーは出ていません。
HDD/DVDレコーダーもパソコンのように簡単にHDD交換ができるようにならないものですかね。DVDへのコピーも、デジタル放送ではダビング10とか法律的にややこしい上、DVDへ移すのに時間がかかってとても面倒です。ちなみにHDDの容量をアップさせても反映されず、以前の容量しか使えないんだそうです。容量アップさせるにはファームウェアの交換とか裏技が必要らしいです。やれやれ。
2009年6月05日
村上春樹氏の新作が大変な売れ行きなんだとか。 "ベストセラーは読まない"主義なので、私は買いませんが、村上春樹作品は全部リアルタイムで読んできたというブロガーの書評はこんなです。 平成の世に手に入らないもの、それはマスクと『1Q84』。どちらも雪崩現象ですね。
2009年6月04日
ADEM(急性散在性脳脊髄炎)の発症のため、長らく接種がストップしていた日本脳炎ワクチンが6月2日から接種可能になりました。 ただし供給量の問題と、新しいワクチンであり副作用の確認のため、現段階では積極的勧奨は行わないそうです。対象は1期(生後6か月以上90か月未満、標準的には3歳から5歳)のみで、9歳以降の2期接種は対象外です。
2009年6月03日
国立感染症研究所が医療機関に対して新型インフルエンザ対策指針 を発表しています。空気感染の証拠はないのでN95マスクではなくサージカルマスクで良いこと。入院させる病室も陰圧にする必要はないことなどが明記されています。簡易検査時のゴーグル着用は眼を通じての感染は報告されていないので、まだ過剰装備な気はしますが。
新型インフルエンザでは下痢が多いといわれていましたが、日本での流行では下痢は10%で普通のインフルエンザと変わらないこと、大阪の高校生の疫学調査では母子感染は「拍子抜けするほど少ない」ことが報告されています(今度のインフルエンザはとにかく若者が好きみたいです)。潜伏期は当初1日から1週間までといわれていましたが、季節性インフルエンザと同じく1-4日です。日本小児科学会では今後新型インフルエンザも普通のインフルエンザと同じ扱いにして欲しいと要望しています。 PCR検査をしない限り季節型と新型の区別もできないし、症状も同じだからです。また予想されていたように、感染が広がった時には発熱外来だけでは対処できないことも今回わかったからです。新型インフルエンザに関して色々事実に即した提言が出てきて喜ばしいことです。WHOとマスメディアに刷り込まれたとしか思えない、日本人のinfluenza phobiaは少しは克服できてきたでしょうか。
2009年6月01日
父につきあって液晶テレビを買いに行ったら、エコポイントはもらえるわ、エコ割引(10%)はついてるわで、とにかくエコエコです。で、はたと気がついたのです。エコは地球環境のためと思っていた私はとんだ馬鹿者でした。エコは新しい消費の合い言葉だったのです!新しい液晶テレビを買うより古いブラウン管テレビを見続ける方が地球に優しいのはわかりきったことです。しかしエコの呪文を唱えればすべてはOK!どうりで家電メーカーはどこもエコエコいう訳です。インサイトやプリウスの売れ行きを見れば、エコ以外に新たに車を買わせる訴求要因はないようです。エコは本当のエコではないとか、青い意見を吐いていた私はとんだ馬鹿者でした。でも、スーパーではレジ袋をつけてください、オギノ、いちやま。急な買い物の時不便でかないません。ついでにいうと、「いちやま」の釣り銭の渡し方は極めて不評です。「いちやま」ではどういう店員教育をしているのか、常にカードの上にレシートと釣り銭をのせて渡します。カードといっしょに釣り銭を渡されると落としてしまうと父もよくいっているし、誰に聞いてもあれは不便といっています。カードの上に釣り銭をのせる意味は何なんでしょう?
2009年5月27日
植物に名札を付けてくれたので、少し紹介します。
シルバー・プリペット 今細かな白い花をつけています
バイカウツギ・ベルエトワール
残念ながら花が咲いていません
自宅のバイカウツギは今花盛りです
何ともいえない甘い良い香りがします
カメリア・エリナ・カスケード
カメリアなので椿でしょうね、小さなピンクの可憐な花をつけます
2009年5月26日
現在世界は二つの大流行(パンデミック)に直面している。ひとつは新型インフルエンザであり、もうひとつは喫煙(タバコ使用)である。タバコ使用はすでに毎年数百万人の人命を奪う大災害となっており、このままの状態が続くなら、今世紀中に10億人の犠牲者がもたらされると...
日本禁煙学会の緊急声明 からです。喫煙者は非喫煙者の2.42倍インフルエンザに罹患しやすくなります。品薄のマスクを着用するより、喫煙者は新型インフルエンザ流行を機に禁煙を考慮すべきでしょうね。
2009年5月22日
医院の植栽がほぼ完成しました。まだ木が小さいので、1年後位にはもっと見栄えがすると思います。色々知らない木があります。また確認して紹介しますね。植栽をお願いしたのはYard Works です。
改装前 こっちの方がいいなんていわないでくださいね。鬱蒼とし過ぎて大変なんです。
2009年5月21日
舛添大臣 「と、と、と、とにかくですね。あ、あ、あ、慌てないで。れ、れ、れ、冷静になってください」
現時点で気になるのはワクチンの開発と備蓄。その点に関して
舛添大臣 「秋までにはワクチンを準備したい。それが出来なければ、バカチン呼ばわりされますから、今からボクチン頑張ります!」
麻生太郎首相 「まずはあなたが落ち着いたら?」
麻生太郎首相 「とにかく国民と舛添さんとの温度差が激しいんだよ。感染が騒がれたとき、鴻池さん(先日辞任した鴻池祥肇前官房副長官)なんて熱海にいたんだから」
舛添大臣 「インフルエンザ予防にはマスクが有効だが、あなたは失言しないようにマスクを着けてください」
以上、映画『消されたヘッドライン』のプロモーション by 社会派コント集団「ザ・ニュースペーパー」 からでした。
しかし、模擬国連参加でもらってきちゃ、シャレになりませんな。
2009年5月19日
日本人による妨害発言以来地に墜ちた韓国フィギュア選手の人気を回復すべく、ウジテレビが夜のトーク番組に韓国選手を出演させ、「今の私があるのは真央のおかげ」とかいわせたらしいです。韓国に出張したのはあのヘビ女内田アナ。相も変わらずキムチマンセー路線を突き進むウジテレビすごいです。赤字が続いて早く消えてくれ。韓国選手を人気回復させるとすれば、朝青龍並のヒール路線しかないと思いますがね。あまり報道されていませんがGW初めの2日に韓国を訪れていた日本人観光客がデモと間違えられ、韓国警官に暴行される事件があったそうです。 一時のウォン安から持ち直した通貨のせいで割安感がなくなったこともあり、明洞に日本人の姿はまばら。自業自得です。
2009年5月18日
昨日は錦糸梅を撤去した医院の駐車場奥のスペースに、植栽を植えてもらいました。色々な種類の植物があって楽しげな感じです。まだ完成ではありませんので、完成後に写真をアップしますね。
2009年5月17日
ネットで日本の新型インフルエンザ騒動は過剰反応ではとか書くと、すごい反論が寄せられます。だって、怖いー、と。新型インフルエンザ=鳥インフルエンザ=高い致死率という洗脳がとりわけ日本ではうまく効いたようです。今流行っているのは普通のインフルエンザと同様に、何もしなくても1週間もあれば治る病気であることがわかっています。大多数は入院の必要さえありません。屋外テント設けてものものしい防御衣にN95マスクなんて、蚊にバズーカ砲ぶっ放すモンティーパイソン並みのおかしさです。関西は学校も博物館も映画館も1週間は死ぬ気らしいですが、何とかなりませんかね。水際作戦は簡単に破られ、たぶん封じ込めも破られます。賢い国は治療に専念しています。またタミフル大国日本は今こそタミフルを予防投与を含めて十分に使うべきです。
英、ワクチンを製薬大手2社から調達契約
ワクチンメーカー幹部は手頃な新型インフルエンザ流行にほくそ笑んでいることでしょう(WHOとの共謀)。
医療が十分提供される先進国では被害も大して出ないでしょうが、ワクチンも入手できず医療水準も低い途上国では今後大きな被害が出るかもしれません。
2009年5月16日
神戸の高校での新型インフルエンザ集団発生(たぶん大阪でも)。厚労省は二重の誤ちをおかしましたね。ひとつ、新型インフルエンザ=H5N1強毒型鳥インフルエンザとのみ想定していたこと。ふたつ、水際作戦が可能だと考え、検疫強化にばかり注力して、国内のインフルエンザ発生状況を十分把握していなかったこと。
今回の神戸の件を見ると感染力はかなり強そうだけど、アメリカの先例を見ると重症化はまずないので、あまり過剰に心配する必要はありません。普通のインフルエンザと同じ対処をすればいいのです。しかも、感染するのはなぜか若者だけです。ある年齢以上はすでに抗体を持っているのでしょうか。
しかし、大阪のカナダ帰りの高校生の感染で大騒ぎしていた間にすでに国内で集団感染が起っていた訳で、何とも間抜けな話です。それもこれも、強毒型鳥インフルエンザばかり想定していた思い違いが原因です。
新型インフルエンザ対策も地球温暖化対策も、国連機関が主導する運動=洗脳を真に受けると馬鹿を見ます。
2009年5月15日
昨日も今日もこの時期にしては寒いです。いささか古いのですが、2月2日の日経新聞12面に「地球の気候 当面「寒冷化」 昨年の気温、21世紀で最低 自然変動が温暖化抑制?」という記事が載っていたそうです。オンラインには載っていませんので内容を紹介したBlog にリンクしておきます。
いわゆる地球温暖化懐疑論の本の出版も一段落、マスメディアは相も変わらず地球温暖化を煽るだけですが、地球温暖化・エコ最右翼の日経新聞がこのような記事を出すんですね。太陽活動は引き続き低調、地球気温の低下傾向がいよいよ確実な情勢で、FACTは何より雄弁に地球温暖化クエスチョンを物語っています。
2009年5月14日
医院の建物の根締めにしているビヨウヤナギがあまりに繁茂するので、開花前でかわいそうではありましたが、昨日の休診日に全部撤去してもらいました。今はすっきり、というより何もなくてみすぼらしい姿ですが、週末には新たな植栽になりますので、乞うご期待。
2009年5月12日
国内の感染者も出た新型インフルエンザですが、かなり特徴がわかってきました。潜伏期は1-7日と季節性インフルエンザの1-3日にくらべやや長く、症状は季節性インフルエンザと同じく急な発熱、咳などの上気道感染症状だが、下痢が3割くらいと高率に見られること。気になる致死率は最新の研究論文では0.4%と推定されています 。鳥インフルエンザの数十%とは全然違いますが、通常のインフルエンザの0.1%に比べれば高い数字です。若年者の感染が圧倒的に多いのも特徴です。鳥インフルエンザのような怖い病気ではないものの、蔓延はすぐに収束するとも思えず、「過剰に怖がらず、しかしあなどらず」の対応がもとめられます。
2009年5月11日
連休は卓球部の娘の希望で、横浜で行われた世界卓球を見てきました。初めて実物で見る世界レベルの卓球は、さすがだと思いました。日本では男子ダブルス水谷・岸川組の銅メダルが最高でした。しかし実物で見た中国ペアとの準決勝は全然でしたね。実力差といってしまえばそれまでですが、チャンスにはバチッと攻撃してくる中国ペアに対して、流したりかわしたりが多い日本ペアには、サッカーでいえばパスを回すだけでシュートしないようなもどかしさが最後までつきまといました。一方テレビでしか見られませんでしたが、マツケンこと松平健太選手の馬琳選手とのエイト決定はすごい試合でした。フルセットのすえ惜しくも老獪な馬琳選手に敗れはしましたが、試合後のコメント「あと5年以内に絶対になります」には、その意気や良しです。スポーツナビでは(メダルを取れる選手に)と補っていました が、Nikkan Sportsでは(世界王者に)と補っていました。後者が正解だと思います。その可能性を感じさせる素晴らしい選手です。
2009年5月10日
オホーツク海氷面積、最小見込み=冬型気圧配置続かず−気象庁
一見いかにも地球温暖化が進んでいるかのような記事ですが、International Arctic Research の下図を見ればわかる通り、今年の北極海の海氷面積は近年では最高レベルです!
2009年5月06日
ナショナルジオグラフィックにも太陽活動低迷から小氷河期到来かという記事が載っています。
長引く太陽活動の停滞、小氷期の到来か
マウンダー極小期と小氷期の一致は単なる偶然といいたいのでしょうね、地球温暖化から予算を得ている権威者達は。政治的思惑絡みのCO2地球温暖化説より、素直で歴史のある太陽活動低下=地球温度低下説に私は与したいのです。
それにしてもエコエコヒステリーの方々が、高速1000円ぽっきりCO2出しまくりに異議を唱えない不思議さよ!
2009年5月01日
横浜の高校生は結局Aソ連型だったそうで、新型インフルエンザはまだ日本には入っていないと胸をなでおろした方も多いでしょう。思うに、日本では新型インフルエンザ=鳥インフルエンザ(H5N1)=高病原性=高い致死率という思い込みが強過ぎて、過剰防衛のプラン策定になってしまっています。今回のように低病原性のインフルエンザでは、とんだ空騒ぎです。昨日ご紹介した根路銘先生は、「とくダネ!」にテレビ出演して、自分の研究ではH5N1は流行らないといいきっていたそうです!新型にしては流行が遅いともいっていたそうです。Aソ連型に交差反応があって、Aソ連型のワクチン接種者や過去に感染した人はかかり難いのでしょうか。新型インフルエンザ=鳥インフル=高毒性の洗脳を一度リセットして、新型インフルにも低毒性から高毒性まで、鳥豚と色々あることを認識すべきです。
それに、首相の椅子を狙っているあの人は、騒ぎ過ぎです。
2009年4月30日
米国で2次感染が確認され、WHOはフェーズ5を宣言しました。今後世界中で感染は広がりそうです。しかし、流行中の豚インフルエンザは弱毒性で、症状は普通のインフルエンザと同等。タミフルなどの抗インフルエンザ薬なしでも回復する程度であることもわかってきました。
<新型インフル>ほとんど軽症…投薬せずに回復 感染研推定
<新型インフル>ウイルスは弱毒性 田代WHO委員
スケート関係のBlogに興味深い投稿があるのを家族に教えてもらいました。
日本の偉い人 根路銘国昭 WHOと喧嘩して勝った男
根路銘国昭氏立派です。WHOって何かうさん臭いんですよね。
2009年4月29日
豚インフルエンザです。今まで得られた情報からの印象では、今回の豚インフルエンザは感染力、毒性ともあまり高くないのではないでしょうか。外国で2次感染が起っておらず、重症化死亡の報告もありません。メキシコで死者が出ているのが気がかりですが、貧困、医療レベルの低さ、統計の不備が大いに関係しているのでしょう。マスコミは鳥インフルエンザ(H5N1)の延長で考えた恐怖の煽り過ぎです。極端な措置(発熱外来の設置、抗インフルエンザ薬の流通制限など)は、一般病院での感染症の治療を不可能にし、かえって事態を悪化させるでしょう。舛添大臣はここぞとばかり張り切っていますが、新しいワクチンがそう簡単にできるとは思えません。「新型」というと鳥インフルエンザ=怖いというイメージですが、今回の豚インフルエンザの場合、「新型」の言葉に惑わされず、従来のインフルエンザの延長で考えた方が、現実に合致しているように思います。またインフルエンザとの戦いは短期決戦(感染症の封じ込め(実際はかなり困難)、初期の集中的医療など)の側面と、長期戦(第二波の襲来、インフルエンザウイルス変異など)の側面もあります。これから異種インフルエンザのヒトへの感染の危険性は常にあり、この種の危険性を考えての思考・行動が必要になるでしょう。
2009年4月25日
ヒトからヒトへの感染が確認されたメキシコ・米国の豚型インフルエンザは、今後の推移を見ないとどの程度の深刻さなのかはわかりませんが、H5N1鳥インフルエンザだけを想定していた日本の新型インフルエンザ対策はまったく不備だったことが判明しました。大金を投じたプレパンデミックワクチンもH5N1鳥インフルエンザ用で、H1N1豚インフルエンザにはまったく無効です。インフルエンザ学者の間では早くからH5N1だけでなく様々な新型インフルエンザ流行の可能性があると指摘されていました。 今回の豚インフルエンザ流行はまさにその実証です。
2009年4月24日
国別対抗戦、真央ちゃんのSP「月の光」が本当に良かったとの声が高いです。3Aを入れた以外にも振り付けが少し変更もなされていたようです。中でもきれいと評判なのがこの写真。優雅できれいで春のような穏やかな幸せに包まれる、いったい何と表現したら良いのでしょう。
2009年4月23日
鳩山総務相、草なぎ逮捕に「最低の人間だ」
「事実であれば、めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者をイメージキャラクターに選んだのか。恥ずかしいし、最低の人間だ。絶対許さない」
まぁ、チョナン・カンですから。
2009年4月21日
SunがOracleに買収されます。 SunといえばJavaをかかえるUNIXベンダー、Oracleといえばデータベースソフトのトップメーカーです。Sunにはスコット・マクニーリーという個性の強い経営者がいたんですが、今は表に出ていませんね。もう追われていないんでしょうか。あまり話題にさえなりませんが、Silicon Graphicsも再び経営破綻しました。「時代は変わる」を実感します。
追記 マクニーリー氏は会長職にとどまっていました。
2009年4月19日
真央ちゃんの今シーズンが無事終わりました。世界選手権優勝者は翌年がボロボロになるジンクスがありますが、終わってみれば素晴らしい成績のシーズンでした。世界選手権後の国別対抗戦は意味不明な団体戦で、「主力選手は休ませろ署名運動」まで起こりましたが、終わってみれば盛り上がったおもしろい大会でした。ジャッジは相変わらず変でしたが、韓国がからまないとこうも清々しくなるのですね。テレ朝の放送も良かったです。それに松岡修造がいると、なぜか真央ちゃんは調子がいいんですよ。浅田選手の今シーズンのプログラムは、mizumizuさんのいう通り、得点稼ぎのセコいプログラムが多いなか、高い技術に支えられた芸術性豊かな素晴らしいプログラムでした。月の光や仮面舞踏会の曲を真央ちゃんの演技を連想することなく聞くことはすでに不可能になりました(笑)。私なりに今シーズンを振り返ってみます。
エリック・ボンパール杯 2008.11.13-16 2位
ジャンプがことごとく決まらず、仮面舞踏会のような3拍子の難しい曲でいったい大丈夫だろうかと不安になりました。しかし慧眼のmizumizuさんはこの時点で「何回見ても見飽きない」と仮面舞踏会に魅了されていました。今見てもステップなど圧巻です。
NHK杯 2008.11.27-30優勝
素晴らしい立ち直り。私も見に行きました。感動しました。場内の異様な盛り上がり。今思い出しても胸が熱くなります。
グランプリ・ファイナル 2008.12.10-14優勝
韓国開催キム優勝の出来レースだから、行かない方が良いのではという声まで聞こえる大会でした。しかーし、「2発決めてきます」の宣言通りトリプル・アクセルを2回成功させて、敵地での優勝!本当にすごかったです。しかし、優勝を讃えるどころか真央を貶める放送をするフジテレビには腰が抜ける程驚愕しました。はからずも日本テレビ界の韓国汚染を露呈させる結果になりました。以来フジテレビはウジチョンテレビと改名されました。
日本選手権 2008.12.25-27優勝
シーズン前から勝ちたいといっていた試合。見事3連覇達成。しかし、村主age、村主安藤衝突事件など後味の悪い、つまらない大会でした。
四大陸・世界選手権 2009.2.2-8 3.23-29 3位・4位
真央何故かモチベーション上がらず、不調。疲れがありありでした。韓国選手爆上げの得点には鼻白みました。中継したフジテレビも視聴率上がらず(世界選手権なのに14%、エキシビションに至っては7%)、韓国勝たせたいし、視聴率は取りたいし、ウジテレビの苦悩が(ハハハ)。
国別対抗戦 2009.4.15-19 団体3位、個人では優勝
仮面舞踏会もこれが見納めかと思うと感無量でした。SP、LP、エキシほとんどノーミス(ジャッジはいつものように何やら減点してますが、この際関係なし)の素晴らしい出来でした。家族は見に行って興奮冷めやらぬ様子で帰ってきました。すごい盛り上がりだったようです。この大会のテクニカルコントローラーを勤めたのは天野真でした。しかし日本人のくせにおかしなところでDGして、やっぱりISUの犬なんですね。
以上です。浅田真央選手、今シーズンも本当にありがとうございました。そして来シーズン、浅田真央はいったいどんなプログラムを見せてくれるのでしょうか。今から楽しみです。今日はマオマオ大使ossaiさん の気分で書いてみました。
2009年4月16日
昨日は寝る前にロバート・ウェストールの「弟の戦争」(Gulf) を読みました。数日はこれで過ごそうと思っていたのですが、一気に読んでしまいました。なんだか切ない話です。ウェストールは英国一の児童文学者なんだそうです。良い童話は大人が読めるといいますが、ウェストールの作品もまさにそうだと思います。嬉しいことに邦訳も最近増えてきています。飛行機好きの宮崎駿が入れ込んでいて、漫画付きの本も出版されました。多数の著作の中で、私が一番好きなのは「海辺の王国」(The Kingdom by the sea) です。少年の孤独が余すところなく描かれています。
2009年4月12日
今日の日曜日は朝からPowerBook G4(12インチ)のSSD換装を実行しました。PowerBookG4 12"のHDD交換 はネジが多いのを除けば特に難しいところはありません。どこのネジだったかわかるようにウィークリー・ピルケースを使ってみたら、なかなかわかりやすくて良かったです。換装したSSDは値段のこなれたTranscend 2.5" IDE 64GB TS64GSSD25-Mです。
新規のOSインストール、データの移行を含めて4時間程の作業でした。IDE接続なので劇速という訳にはいきませんが、Safariの動作など体感的にも速くなり、システムの起動時間はHDD時の約50秒から40秒程に短縮しました。Xbenchのベンチマーク結果は以下の通りです。
HDD時のデータ
Disk Test 35.43
Sequential 60.34
Uncached Write 55.20 33.89 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 58.28 32.98 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 75.95 22.23 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 56.01 28.15 MB/sec [256K blocks]
Random 25.08
Uncached Write 8.54 0.90 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 62.96 20.15 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 65.05 0.46 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 89.43 16.59 MB/sec [256K blocks]
SSD換装後
Disk Test 62.54
Sequential 61.24
Uncached Write 82.46 50.63 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 71.36 40.37 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 31.24 9.14 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 139.55 70.14 MB/sec [256K blocks]
Random 63.90
Uncached Write 20.35 2.15 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 97.57 31.23 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 1492.12 10.57 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 394.06 73.12 MB/sec [256K blocks]
ほぼ予想された通りの結果でした。SSDはRandomの読み書きがとにかく速いですね。発熱はあまりないと思っていたのですが、けっこうあります。
換装自体は何らトラブルがなかったのですが、システム環境設定>ネットワークで「ネットワーク設定はほかのアプリケーションによって変更されました」というアラートがOKボタンをクリックしても出続ける現象が起きました。ネットで調べてみたら、OS X 10.4(Tiger)のSecurity Update 2008-006によるバグらしく、解決方法はReturn keyを押して素早く左下の鍵アイコンをクリックするというものです。 確かにそれでアラートは出なくなりました。何故今まで症状が出ていなかったかは謎です。
追記
上記の方法では再起動後、症状がまた出現します。
/ライブラリ/Preferences/SystemComfigurarion/preferences.plist
を削除して、再起動後、システム環境設定>ネットワークで設定する方がベターです。これでも完全ではありませんが。
2009年4月09日
Yahooニュースでも太陽活動の低下が報道されるようになりました。
太陽活動、100年ぶり低水準=黒点見えない日続く
気候への影響は不明というけれど、常識的に考えれば地球を暖めている唯一の熱源である太陽の活動が衰えれば地球も冷えるでしょう。マウンダー極小期と小氷期の一致など歴史的にもそれは明らかです。以前「The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)」という優れたTV番組のYouTube動画を紹介しましたが、太陽活動と地球気温の関係の部分を再度リンクしておきます。
と思ってYouTubeを探したんですが、太陽活動と地球平均気温の関係を扱ったパート4だけ何故か見つかりません?手元にDLした動画はあるので、可能なら出しておきます。
The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)4/8 mp4 format (26MB)
The Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)4/8 flash vdeo format (23.5MB)
2009年4月07日
HDDではなくSSDを使ったパソコンは激速だそうで、大変興味を覚えていた折、SSDの価格がかなり下がってきて 、換装の虫がうずいてきて困ります。HDDからSSDに換装したブログも見かけるようになりました。
http://www.spirica.jp/blog/archives/2009/03/macbook_air_ssd.html
http://passedtime.blog12.fc2.com/blog-entry-1268.html
さて、連休まで耐えられるか?
2009年4月03日
弱小期が長引く太陽活動、太陽の明るさも減少していることが明らかに
ESAが共同で打ち上げた太陽観測衛星「ユリシーズ(Ulysses)」による精密観測活動の結果、明らかとなったもので、NASAによると太陽の可視光線域の明るさは0.02%、紫外線(UV)域は6%、それぞれ1996年の最低値と比べて減少したことが判ったしている。
これまでの観測では、太陽の表層から放出される電離したプラズマ粒子などの太陽風活動は1990年中期と比べて20%減少し、太陽風の水準は近代的な観測が可能になって以来、最低水準にまで低下していることなども明らかとなっていた。
どうやら太陽活動の低迷も本物らしいです。地球温暖化、温暖化と大騒ぎしているうちに、寒冷化の可能性は増々増えてきました。この間の「世界不思議発見」では、小氷期(little ice age)といわれた1760年代、ベネチアの運河が凍結した風景画を紹介していました。
2009年3月31日
Mizumizuさんの最後の?スケートBlogから
年が明けてからの浅田選手の不調の理由を、2月になってようやく、元コーチの山田氏が、「試合数が多すぎる。みどりは年間1〜2回にしたいと言ってきたことがある。なのに、真央は…」と発言しましたが、見かねてだったと思います。
もう、本当に、連盟の浅田選手のコキ使い方は異常でしょう。Mizumizuは「強化部長」じゃなくて、「選手消耗部長」と呼んでます。
モロゾフが連盟を声高に批判しましたが、まったく120%同感です。
浅田選手がキム選手と大差をつけられたから、コーチまかせにせず連盟がアドバイスするって…?(呆)。この意味不明の点差をみてオロオロなんて、バカ丸出しでしょう。ここでアセって、愚かな連盟が余計な口はさんだら、もっと悪くなります。冷静に考えてください。浅田選手がルッツとトリプルアクセルを失敗したのは確かだし、全体的に身体が動いていませんでしたが、あんなアホらしい点差がつくような演技ですか? 後半の2ループがダウングレードされましたが、3S跳べなかった選手に演技・構成点で、プルシェンコを上回る銀河点出されたら、天上の神様だって手も足も出ませんよ。
そもそも、昨季から、もう浅田選手はキム選手に勝てないルールを作られています。去年はルッツを奪われ、今年はループです。ところが、それでもまだ浅田選手は勝ってしまう。どうやっても勝利を確定的にするためには、演技・構成点の爆アゲの意識合わせしかない。そしたら、思った以上に点差が出ちゃった。こんなところでしょう。
「妨害報道」にも、ファンの苦情が殺到してやっと腰を上げるような、脳タリンの連盟に何ができますか。あげく、「もう終わった話」だと「大人の対応」をしたつもりになってます。だから、ナメられるんですよ、いいかげん気づいてください。点差が開いてオタオタするのではなく、「なんでこんな男子以上の、史上最高の演技・構成点が出たんだ。説明しろ」とISUのジャッジに圧力をかけるのが連盟の関係者の仕事でしょう。この点をへぇへぇと野放しに認めたら、いつでもまた、やりたいときにやってきます。
100年に1度という才能を守り育てるどころか、積極的に潰そうとする日本(日本スケ連、マスコミ)には心底絶望しました。
2009年3月30日
mizumizuさん がついにフィギュアに別れを告げました。心ある人なら当然の決断かもしれません。
‥‥それをもってMizumizuはフィギュアの世界から出て行こうと思います。長く愛好してきましたが、「もう付き合いきれない」という気分です。ブランケッティさんの言う「消えた観客」の1人になるときが来たようです。
2009年3月29日
世界選手権が終わりました。安藤選手はすばらしい出来でした。2位いや1位に行っても良かったと思います。浅田選手お疲れ様でした。GFでエネルギー使い果たした感じでした。ともかく怪我がなく今シーズンが終えられたら幸いです。
思えばwrong edge判定の厳密化に始まって、回転不足の苛烈な減点など相次ぐ真央潰しルール改正と運用、あからさまな韓国age日本sageジャッジは、ここにようやく実を結んだ訳で、ISU韓国そしてカナダの関係者の皆様おめでとうございます。赤い衣装に身を包んだニーナは無実の罪で今日死にました。しかし、一番大事な来期、真央は不死鳥のように蘇るのです。それがタラソワのシナリオなのですから。
2009年3月28日
男子のジャッジをほめたら、今日はこのていたらく。韓国選手の馬鹿げた得点のため、フリーはもう台無しです。韓国という国がからむとスポーツがとてつもなく醜悪なものになるという名言を改めて思い出しました。浅田選手は今シーズン初めてセカンドに3ループを入れたトリプル・トリプルが認定されたようです。浅田選手の世界選手権はつねにドラマがあります。明日は何かが起るでしょうか?
2009年3月27日
世界選手権の男子が終わりました。織田選手また、ざやっちまったなー。本当はもっと上に行けたはずですが、何とか3枠確保でき、まぁ良かったとしましょう(JSportsの小林アナに「見事に3枠確保です」と上品に皮肉たっぷりにいわれること(笑))。小塚選手は期待していたんですが、大きなミスはないものの慎重な演技過ぎて、何か自信なさげでした。上位の3人に比べるとまだ人を魅了する何かが足りませんね。男子のジャッジは、えーと驚く判定が少なく、割と納得できる結果だったように思います。格下の大会グランプリシリーズや4大陸とは全然違いますね。
「ざやっちまったなー」とふざけてみましたが、聞くところによれば織田選手がザヤック規定にひっかかったのは何と3度目!だそうです。1度めはしかたない、2度同じ失敗をするのは○○、3度目となると大○○で、処置なしです。コーチのモロゾフや城田はいったい何を教えているのでしょう。
2009年3月26日
禁煙に関する動きが2つありました。ひとつは神奈川県で受動喫煙防止条例が可決された 事です。当初松沢知事が掲げた公共の場での全面禁煙からすると大幅に後退した内容(小規模飲食店(全体の7割!)は対象外で努力目標にとどまるなど)ですが、ともかく全国で初めての禁煙条例の実施は評価したいと思います。
もうひとつは、厚労省が受動喫煙防止対策検討会の報告書 を公表した事です。内容的にはそれほど進んだものではありませんが、これも厚労省がともかく指針を出したという意味で評価すべきでしょう。
最近の新しいキーワードは「残留たばこ煙」です。喫煙の影響は環境中に長く残る訳で、より厳格な禁煙対策が必要になります。
2009年3月25日
昨日はイチロー・デイでした。あんな嬉しそうなイチローの笑顔初めて見ました。もうひとりの一郎はタイミング良くこっそり続投表明していましたが。韓国の金監督は負けた責任はイチロー敬遠のサインを見落とした投手にあるような事をいっていましたが、日本では考えられない発言です。ここにも韓国と日本の国民性の違いが如実に出ていました。
いよいよサムライ真央登場です。渡米前の記者会見では落ち着いて、ひきしまったきれいないい顔していました。訳わからんジャッジがどう判断しようと、怪我なく良い演技をしてくれればいいと思います。
2009年3月23日
今日はインフルエンザ・デイで、A型とB型に同時感染している方、1ヶ月あまり前にA型に罹患後、今度はB型に罹患した方など、"ダブル"の方がいました。花粉症はピークは超えた感がありますが、インフルエンザはここにきてまた勢いを盛り返しています。
2009年3月19日
23日からいよいよフィギュアの世界選手権が始まります。うれしいのはJ sports Plus で男女フリーをライブ放送してくれることです。J sportsは実況も解説もレベルが高いんです。フジテレビのシオ、国分、八木沼の不快な雑音なしで観られると思うと、こんな嬉しいことはありません。そういえば、フジテレビだけは例の韓国選手の日本選手妨害発言を報道してないらしいです。さすがウジテレビとまでいわれるテレビ局です。
この問題、ついに日本のスケート連盟が韓国連盟にキムヨナの事情調査を要求する事態 にまで発展しました。キムヨナ自身が以前から練習中に他選手にぶつかってくるとの噂の選手でした。今回の騒動はまさに、「盗人猛々しい」「泥棒に説教される」のたぐいです。2chでは「村主、許す、行け」のコメントも(笑)。(3/20追記)
2009年3月18日
医院で採用している薬剤をFileMaker Proというデータベースソフトで管理しています。受付でも薬剤ファイルが開ければ便利だと考え、受付のパソコンにもインストールしたのですが、アクチベーションができません。ライセンスでは2台までOKのはずなのです。知り合いにその話をしたら、HD増設した際、FileMakerを再インストールする前に古いアクチベーションを解除してないせいではないかとのこと。確かめたらその通りでした。サポートに連絡して古いアクチベーションを解除してもらい、アクチベーションはできたのですが、最終目標のファイルの共有ができません。再度サポートに連絡して聞いたら、2台にインストールできるといっても同時起動は想定していないとのこと。アクチベーションの必要性といい、同時起動させない仕様といい、まるでマイクロソフトのようなケチさです。FileMaker Proはずっと使ってきましたが、バージョンアップについて行く気はすっかりinactivateされました。
2009年3月09日
上村らモーグル陣は欠場=W杯最終戦
全日本スキー連盟は日本スケート連盟より機能しているようです。スケ連は世界選手権で疲れきった浅田や安藤をチームトロフィーにも出すのでしょう。
それはそうと、一昨日のWBCは気持ちよかったねー。イチローのバントヒットなんて最高。さて今日こそ本番、がんばれ日本、打倒韓国!
2009年3月06日
NHKの「スポーツ大陸」で浅田選手が取り上げられます(攻め続ける ー浅田真央 あくなき挑戦ー )。NHKが作る番組は、民放のようにスポンサーや電通のからみか親韓国の意図がなく、安心して気持ちよく見られます。今年のNHK杯の放送など選手への敬意が感じられ良かったです。一方フジテレビの女性アナウンサーのインタビューの失礼で気味悪いこと、国分さんも余計です。解説の八木沼はなんとかなりませんか。あー、また不満だらけだー。
NHKの放送は明日の晩23:10からBS1で、総合では来週13日(金)の22:00からです。
「世の中にはどんな男がいる」
「知りもしないのに、ブログにフィギュアのことなんか書いてる男がいたんですよ」
「なーにー」
「やっちまったな」
「男は黙って、野球」
「イチロー、5タコでしたけどね」
今頃家で流行っているクールポコでした。
2009年3月02日
昨日の日曜日は山梨市の子供卓球大会があり、下の子に付き添って行ってきました。保育所でいっしょだった子と大会でばったり会って、3年間のブランクも関係なくすぐに仲良く遊んでいました。決勝トーナメントの3位決定戦ではとうとう二人は対戦しました。競い合った良い試合で、2人とも結果にはまったくこだわらない様子で楽しんでいました。私はもうとうに忘れてしまった"少年の日の友情"を想いました。
2009年3月01日
フィギュア世界ジュニア選手権女子は予想通り、鈴木真梨予選落ち、今井遥16位の惨敗 、結果日本の来期の世界選手権枠1に減、グランプリシリーズに至っては16から6に減だ。駒がないのであれば仕方もないが、藤沢亮子、村上佳菜子という十分世界で戦える逸材がいながら、このメンツでこの結果。日本スケート連盟強化部長の吉岡伸彦よ、いったいどう責任とるんだ。師匠の城田を墓場から娑婆に出してきて真央いじめしている場合ではないぞ。日本スケート連盟って、昔のkyの日本陸軍だろうか。頭にあるのは、日本のスケートを強くすることよりも、派閥権力闘争のことだらけに見える。内部には韓国に通じたスパイもいれば、常に日本下げの国際審判員 もいて、救いようがない組織だ。こんな体制にもかかわらず結果を出してきた選手達は本当に立派です(村主、恩田は除く)。
2009年2月25日
14(土)、15(日)はこの時期にしては記録的なスギ花粉の飛散があり、先週前半は花粉症の方がずいぶん多かったですが、その後の寒の戻りと天候の悪さですっかり落ち着きました。
家から見える梅の花に小さな緑色をした鳥がたくさん集まっていました。花を食べているように見えます。調べてみると花の蜜が大好物のメジロ(目白) です。"梅に鶯"は実際にはあまりないようです。
懸案のレセコン機器の更新作業が終わってほっと一息です。
2009年2月22日
真央ファンの間で話題沸騰のYouTube動画です。目立つジャンプやステップだけでなく、スピンやスパイラルもいかに美しく進化しているかよくわかります。練習で4Sや4Loを跳んでいる様子も映されていますね。
2009年2月17日
昨シーズンで選手生活から引退したステファン・ランビエールがロシアでインタビューに答えています。 現役時代には決してしなかったジャッジ批判をしています。
ジャッジは時々、誰かを押し上げようとして奇妙なことをします。新システムはそれを可能にしてしまうんです。
スポーツのスポーツたる要件のひとつが公正さであるなら、今のフィギュアはスポーツに値しないと思います。ジャッジ・システムも合理性に欠けるし、特定の選手のageとsageが明らかで、見ていて腹が立ってきます。合理性でいうなら、ジャッジが結果をコントロールしたいという欲求を満たす合理性はあります。ISUとはそういう権限から金を得ている組織なのでしょう。フィギュアスケートは美しいのですが、取り巻く環境が気持ち悪すぎて見る気が失せます。
インタビューを見ると、ランビエールって結構アナログな前時代的な人間らしく、興味が持てますね。
2009年2月14日
今日は春を通り越して初夏の陽気でした。診察室の気温もいつもは10度以下なのに、朝から15度。半袖で診察でした。子供は暑い暑いと半ズボンになっていました。日本海に低気圧があり南の風が吹いたせいとか、地球温暖化のせいとかいわないでね。
2009年2月09日
山梨環境アレルギー研究会 の発表によれば、2月4日に甲府、玉穂でスギ花粉の飛散が開始したそうです。昨日は風が強く、スギ花粉の飛散量も多かったようで、急に症状を訴える方が増えました。いよいよシーズン到来です。
2009年2月06日
創造的破壊という言葉があります。まさに赤字列島と化した日本の現在の状況をpositiveに捉えれば、創造のために破壊されるべき所は破壊する良い機会です。まず破壊されて欲しい第一候補は、電通に代表される広告代理店と民放です。前者は日本に巣くった売国組織ですし、後者の番組の質の低さは目を覆うばかりです。月刊FACTAのこの記事 は、その通りですね。企業からも国民からも愛想をつかされた組織はこの機会に退場していくのです。
2009年2月05日
2005年に世界で初めて小惑星イトカワに着陸した「はやぶさ」がイオンエンジンを再点火しました。
JAXAは07年の予定だった帰還を3年遅らせ、太陽光のわずかな圧力を使う新しい姿勢制御法を編み出すなど、懸命の努力で帰還の道を模索した。07年10月からはメーンエンジンの電気推進エンジンを切り、動力を使わずに飛行していた。
満身創痍ながら創意工夫でやってきた「はやぶさ」、何とか来年の7月には無事帰ってきて欲しいものです。
2009年2月01日
30日に保健所の定期立ち入り検査があった折、保健所長からGood newsを聞きました。学校の敷地内禁煙が山梨市でも今年の4月から、甲州市ではすでに1月から実施されているそうです。学校は子供の受動喫煙の可能性もある所ですし、教育上も禁煙は当然の事ですが、山梨では今まで何故か実施されていなかったのです。遅ればせながらですが良い変化です。喫煙されている先生方、禁煙が大変でしたら当院で禁煙治療をお受けください。
いよいよ花粉症のシーズン。花粉症についてのQ&A をまとめてみましたので、ご覧になってください。
2009年1月31日
今日は午後からウイルス感染症の講演会に行ってきました。インフルエンザの専門家による講演は、新型インフルエンザに関して今まで聞いていた話とは180度違う話で、大変興味深かったです。まず今過剰にメディアで報道されている話はインフルエンザ専門家の認識とはかけ離れていること。SARSや鳥インフルエンザと新型インフルエンザを混同していること。日本の政策は新型インフルエンザ予防に重きを置きすぎていて、もっと発症後の治療を重視すべきこと。スペインカゼの場合主な死因は細菌性肺炎であり、新型インフルエンザに対しても、肺炎球菌ワクチン接種、抗菌薬投与、レスピレーターの備蓄を勧めること等々。目から鱗の話ばかりでした。IPCCと地球温暖化を見ればわかる通り、国連とメディアが好む話はたいがい間違っています。折しも公開された「感染列島」など見て真に受けないでくださいね。
2009年1月29日
今シーズン各地で検出されているAソ連型(H1N1型)ウイルスのほとんどでタミフルが効かないそうです。タミフルはインフルエンザウイルスが上気道の粘膜に付着するのを防ぐ薬で、インフルエンザ治療薬というより予防薬といった方が正確です。感染初期に服用すれば発熱期間が1日短縮します。この1日が大事というなら、タミフル耐性は大問題ですが、どうでしょうか?インフルエンザはタミフルを飲まなくても治る病気ですし、耐性ウイルスが流行ったところで大きな問題ではないと院長は考えます。ちなみに当院ではリレンザと漢方の麻黄湯で治療しています。今のところ治療成績は良い印象です。本当に困るのは、強毒性の新型インフルエンザが万一発生した時にタミフルが効かない事です。
2009年1月27日
Henry Sotheran's はJohn Gouldの遺品を預かるロンドンの由緒ある古書店です。記録的なポンド安(1£=125円)の折、古い博物画でも買いたくなってしまい、昨日からwebを見ていました。
フクロウが何気なくネズミをくわえているところが博物画の妙味です。
Gouldの鳥の博物画は石版印刷の上に手彩色して描かれています。Sotheran'sの解説をよく読むと、"An original hand-coloured lithograph"と"An original lithograph with later hand-coloured"の2種類があるのに気がつきます。ともにoriginalかというと違います。前者が当時の彩色の真のoriginalなのに対して、後者は白黒の当時の石版画に現在彩色したものです。Gouldの石版画の原画を持っているSotheran'sならではですが、気をつけないといけません。勿論前者の方がずっと価値がありますし、よく見れば違いがわかります。ちなみに上の博物画は当時の彩色です。
2009年1月25日
フィギュアの欧州選手権はレピスト、全米選手権はシズニーと、どちらかと言えばジャンプの得意でない選手が優勝し、今の傾向を如実に示す結果になりました。シズニーは許すけど、ルッツ跳べないフリップ跳べないレピストの優勝は伝統ある欧州選手権としてはどうなのでしょうか。というか、欧州のレベルは本当に低い!まだ全米の方が層が厚いし見ごたえありました。J Sports で見たんですが、民放中継のように余計なタレントが出て来ないし、解説も専門的で見ていて気持ちが良いです。女子アナウンサーの声がまたいいんですよ。
2009年1月22日
一度は不正経理問題で失脚したフィギュアの女帝城田氏復帰の動き があります。織田選手とモロゾフコーチの仲介は城田氏の仕業だったとか。今シーズンから新設された、国別対抗線の選考基準も発表 されています。この大会は趣旨が不明の上、シーズン終わりの時期に開催されることから、選手の怪我を心配するファンからは反対署名運動 まで起きています。本来選手の怪我を心配するのは、ファンではなく日本スケ連の仕事なんですがねー。日本スケ連の内部は一体どうなっているのでしょうか。
2009年1月20日
先日から診察室のパソコンの調子が悪く苦労していました。起動に失敗(起動音はしてもモニターが点灯しない)することが多くなり、スリープからの復帰時にフリーズすることもありました。まず予備のHDにシステムを新規インストールしましたが、症状は直りません。HDやソフトの問題ではなさそうです。ネット上でトラブルシューティングを読んでいて、こうした時にはまずすべきPRAMクリヤーをしてないのに気がつきました。さらにトラブルシューティングでは、SMC(System Management Controller)リセットを勧めていました。SMCは電源のオン/オフ、スリープ、スリープの解除、待機などをコンピュータに指示するチップだそうなので、今の症状にまさに関係していそうに思えました。リセットの方法はMacPro(Early2008)の場合、電源コードおよびディスプレイのケーブルなど、すべてのケーブルをコンピュータから取り外し、15秒間以上そのまま待つというやり方です。PRAMクリヤーとSMCリセット後、症状が今のところ出ていないのでようやく治療法が当たったようです。SMCの問題だった可能性が高いように思います。最近のMacはほとんどトラブルがなく、トラブル対策の基本をすっかり忘れていました。
Macで思い出しましたが、正月に「ウォーリー」 を見ました。全体は「2001年宇宙の旅」のパロディーですが、ブラックなところとほろりとさせるところがバランスされた、よくできた映画です。映画中のコンピュータの起動音はMacのそれで、Macユーザーは思わずニヤリとしてしまいます。
2009年1月12日
今日は救急当番日、午前中はほぼひっきりなしに来院があり、A型インフルエンザ3割、腸感冒3割、普通の風邪3割、その他の疾患1割といった感じでした。午後になってようやく来院が途切れています。
高校サッカーの決勝戦はやむを得ずネットで試合速報を見るだけです。鹿児島城西の超高校級の呼び声高い大迫選手の大会新記録ゴールなるでしょうか。今シーズンの練習試合では、広島皆実に3連敗しているんだそうです。意外に苦戦するのでしょうか?
2-3で負けちゃいましたね。広島の方がいいサッカーしていました。
2009年1月9日
今日は雪のせいで来院できない患者さんも何人かいらっしゃいました。朝からの雪も昼過ぎには止みましたが、寒いです!欧州も大寒波に襲われているようです。 暖かいイメージしかないマルセイユでも何と30cmの積雪だそうです。地球温暖化より地球寒冷化の方が心配ですね。太陽黒点も肉眼で見える範囲では、昨年11月半ばから2ヶ月間出現していません! 太陽周期24期は極めて低調なスタートです(というより、本当に24期は始まったの?)。
2009年1月8日
この日記では何回もご紹介している、フィギュアスケートに大変詳しいMizumizuさんが、フィギュアのルール改正の要求署名を呼びかけています。 私もさっそく署名しました。相手はとりあえずテレビ朝日ですが、本丸はもちろんISUです。署名は下記から。
おかしなフィギュアスケートの採点をなんとかしたい!
最近のフィギュア競技において、観客の印象とあまりに乖離する採点結果が出るような現状を改めるために、今年4月に開催される「国別対抗戦2009」を放映するテレビ朝日を通じて、国際スケート連盟および日本スケート連盟に早急なルール改正を要望します。
ダウングレードや、名前自体は公表されているがGOEや演技構成点に関して「誰が何点つけたか匿名になっている」ジャッジの問題などについて、訴えていきます。
フィギュア採点のひどさはもう何回も書いているので、ご存知かとは思いますが、最近の回転不足判定の厳密化でますます見た目と採点の乖離がはげしくなってきました。日本選手権では成功したように見えた浅田選手のトリプル・アクセルは2回とも回転不足判定、今季では最もちゃんと回っていたトリプル+トリプルのセカンドのトリプル・ループも回転不足判定、3Aを2回跳ぼうがセカンドに難しい3Lo入れようが結局技術点は何と3位で、武田選手と同じくらいの低さなのですよ。回転不足と判定されるとダウングレードされ1回転少ないジャンプと見なされた上、GOE加点もマイナスとなり、ほとんど点数がなくなってしまうのが今のルールなのです。またジャッジが匿名のため誰がどのようなひどい採点をしたかもわかりません。幸いインターネットのおかげで意見表明するのが簡単にできるようになりました。皆さん、おかしいものはおかしいと声をあげましょう。
署名は明日にも1000に達しそうな勢いですね。コメントに、
テレビ局、日本フィギュアスケート連盟も自国の選手をもっと守って下さい。
といのがありました。私が最もショックを受けたのはまさしくこの点です。広告代理店の電通を通じて韓国に支配された民放テレビ局は、平気で自国選手を貶めるような報道をするし、何より日本スケート連盟は、どうやら自国選手の事も日本のフィギュアスケートの将来の事も何も考えていないようなのです(韓国スケート連盟と改名したら)。オリンピックの出場枠がかかった世界選手権に爆上げした村主選手を本当に出すのですか?村主ファンにはすみませんが、正月にぼろ雑巾を玄関に置いておく感じです。
2009年1月6日
新年あけましておめでとうございます。本日から今年の診療が始まりました。今年は開院して5年目になりますが、スタッフ一同気持ちも新たに、より質の高い医療を提供したいと思っています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、院長日記をBlog風にカテゴライズすれば、
1.医院関係
2.ワクチン
3.禁煙
4.地球温暖化
5.フィギュア・スケート
などになります。季節柄最近は5.フィギュアの話題が多かったのですが、昨年と180度見解が変わったのが4.地球温暖化についてです。例えば昨年の正月の日記では、
昨年は世界各地で異常気象が目立ち、地球温暖化を実感させられる1年でした。人間が引き起こした地球の環境変化もいよいよ危険水域に入り、人間がこの地球に住み続けたいのなら、何かを変えなければいけない分かれ道、待ったなしの状況のようです。では個人に何ができるのか疑問に感じてしまいますが、まずは意識を変えることから始めたいと思います。
などと書いたのですが、今読むと赤面ものです。その後ふと地球温暖化について調べ始めると、IPCCが喧伝しマスコミでいわれている人為的地球温暖化説がいかに説得力がない嘘っぱちな説であるか理解できるようになりました。地球温暖化が本当に起こっているかどうかも疑問であれば、ましてCO2がその原因であるとの説はまったく信用できません。したがってエネルギーを使ってまでエコと称してCO2削減に努めるなどまったく馬鹿げた行動なのです。まぁ、新年早々ですので、この辺にしておきます。
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